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彩葉⓷
プルルルルッ
真人からだった。
あ、そういえは真人には私が奴隷になったって報告が入ってるのか。
ガチャ
彩葉「はい、もしもし」
真人「おいお前、合言葉は?」
あ、忘れてた。確か…
彩葉「すいません。今言おうとしていたところです。83962です」
真人「分かった」
ふぅ、ギリセーフ。
それから真人が俺がお前の主人だとか、今から頑張って奴隷を作れだとか言われた。
笑いそうになりながら、私は最後まで奴隷キャラを貫いた。
真人「じゃあな。」
彩葉「はい」
この時思った。この電話で負けるなとか言えば誰も負けないのでは?と。こいつそういう事思いつかないのかなぁ?
プルルルルッ
また真人からだった。
?「83962、もしもし?」
よし!今度はきちんと言えた。
真人「おいお前、名前は?」
名前、暴露しなきゃいけないのか…
彩葉「中谷彩葉です」
真人「おい敬語なんでやめろ。分かってんだろ?」
バレてたのか…
彩葉「ふふっ久しぶりね、真人君」
真人「お前、誰に負けたんだ?」
彩葉「大沢って人」
真人「お前、本当に負けたのか?」
さすが真人君、勘だけは鋭い。
彩葉「ええ、負けたわ」
真人「そうか、分かった。まぁ、俺の奴隷としてこれから頑張れ」
彩葉「分かったわ」
ガチャッ
ふぅ、
私は一呼吸おいて、次の取り組みに掛かった。




