The remaining one week
「久々に二人ですね」
ライトが笑顔を向けてくる
「ぁ、あぁ、そうだな」
「どうしました?」
「最近リーダーとよく言い争いになるんだ」
「あー、確かにギャーギャー聞こえますもんね」
笑顔でそれを言うか
俺が恥ずかしい
「おりゃ!」
「誰だ!」
「クロス・ウォーリアーズのナイトだ。お前らに死刑の手紙が来ている。今から仕事を始める」
「やれ!」
いつからか俺は、『ナイトだ。』と名乗れるようになっていた
「弱い。コイツ等もだが一番お前が弱い・・・」
(ザクッ)
ーーーー
「・・・ち、血祭り・・・」
人数が多かったからな
部屋が血まみれ
まるで・・・
「・・・」
「カルトさん・・・うっ!」
「!!、ライト!?」
「て、手がっ・・・・」
ライトが落ち着いた
でも、まだ息が荒い
「ライト・・・手、大丈夫か?」
「はい・・・え」
「これは・・・」
ライトの手には光の綱のようなものに繋がれており、そのすぐ根本に
《The remaining one week》
残り一週間
と焼かれているあとがあった
「・・・《残り一週間》これは・・・タトゥーってやつか?・・・魔法ということはこれは」
「・・・父さんとは少し違う・・・」
「え!?」
エリックじゃないだと
「ちょっと違います・・・そういえば聞いたことがあります」
「何をだ?」
「父さんには繋がりを拒否され生き別れになった弟がいたと。」
「じゃあ、その弟ってことか」
「それか第三者・・・」
謎の綱とタトゥーは誰のだろう?