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(39) そして未来へ

第39話エピローグになります。



 結局、俺たちが窓から出たすぐあとに別荘は崩壊していった。本当にギリギリだったようだ。

 別荘の周りを前副会長の仲間たちが取り囲み、オークション参加者を全員確保していた。あとから警察に引き渡すみたいだった。主催者であった東や北原さん、前生徒会メンバーの一部の面々、奏多は逮捕された。……野口は一応刑期は短く逮捕されたようだ。東金先輩や隆弘先輩も捕まってしまうのではと思ったが、俺たちを助けてくれたことを必死に伝え逮捕は免れた。




 そして学園長が逮捕されたことにより、光の上学園は経営者が変更になった。これでもう行方不明者は出ないだろう。


 東城先生は北原さんが逮捕されたと聞き、話をしに行ったようだ。どんな話をしたのかは知らないが、きっと北原さんが生きる原動力にはなったはずだ。


 白銀先輩はちゃんと東金先輩に想いを伝えたらしい。最初やはり東金先輩が渋っていたが、雫が活を入れたことで吹っ切れたらしい。無事にお付き合いができたみたいだ。白銀先輩は雫にとても感謝して、大好きな友人だと東金先輩に紹介していた。東金先輩が少し嫉妬している気がする。俺たちはこのバカップルに巻き込まれる運命なのかもしれない。そして東金先輩は改めて赤い紐をちゃんと神社の木箱に入れに行ったらしい。


 流星は瑞希(雫)に告白をしたらしい。男を好きになるとは思わなかったが、性別関係なく好きになったらしい。……女だがな。雫は俺と付き合っているのでもちろん断ったと話していた。良き友人としてこれからも付き合っていくようだ。


 ローリエの集の面々とは闇を暴く任務が終わったが、これからも色々としていこうと話している。東雲の開発品で遊んだり、お茶会をしたり、旅行に行ったりしたいことがたくさんだ。ただ響を探すために入った学園で、大切な友人を作れてしまった。


 親衛隊の人たちはこの騒動で転校生が入れ替わったことを知ったらしい。そのためちゃんと瑞希に謝罪をしに来ていた。副会長親衛隊の隊長はやっとちゃんと謝れると言っていて、瑞希と友人にまでなったようだ。どれだけ偽転校生がやばかったのか聞かされたと言っていたな。



 - 光の上学園


 この騒動について噂だけが広がってしまったので、関わっていた人で説明をすることになった。そして今は響と2人で話している。


「久しぶりに学園来たなー」

「そっか、響は途中で辞めたんだっけ。」

「うん。ちゃんと信頼されるためにね辞めた。」

「へぇー。どうしてそこまで真剣に?」

「……俺が昔、彩音に庇われた事件の犯人ぽかったから。それを解決することで……隣に立つ資格が欲しかったのかな。」

「隣に立つ資格なんてもうあると思うけどな。な?雫。」

「え?雫?」

「ごめんね響くん。聞いちゃってた!それにほら……」

「響ー!そんなこと気にしてたの!?……ずっと心配してたんだから。私のせいかなって……」

「彩音!?……違う!これは俺が勝手に……」

「響ー?彩ねぇに何か言うことあるんじゃないか?」

「幸輝!くそっ!こんな感じで言うつもりなかったのに……。彩音ごめん心配かけて。俺おまえが一番大好きだよ。ずっと隣にいたい。」

「……私も響が一番大好き。もう勝手にいなくならないでね。」

「……おう。」

「「おめでとうー!」」

「幸輝も雫もニヤニヤしやがって!」


 大好きな2人がやっと付き合ったことに笑みが止まらない。それは雫も同じようで笑みが溢れてる。だが響にはからかっているように見えるようなので、2人で響から逃げ出した。


「なー!雫ー!」

「なーに?」

「どうして最後、あそこに俺たちが取り残されてることわかったんだ?」

「それはねイルカのキーホルダーでだよ!」

「あー!じゃあやっぱり運命の赤いキーホルダーだな。」

「違うよ!GPS!」

「え?」

「よっしゃ!追いついた!」

「「ギャー!」」


 雫に問い詰めたいことはあったが、響に捕まってしまった。上からのし掛かってきて俺と雫は潰された。

 3人で中庭の芝生の上で転がった。


「なんか小さいときみたいだね。」

「うん。懐かしいな。」

「あとはここに彩ねぇがいれば完璧だ。」

「「確かに!」」


 3人で寝転がっていると香が覗き込んできた。


「あれー?3人とも何してるの?」

「香!」

「僕だけじゃないよー!」

「「「え?」」」


 顔をあげると香以外にも、流星や東金先輩、隆弘先輩、東城先生そして生徒会メンバーがこちらを見ていた。


「あっ!もしかして時間?」

「そうそう!皆で探しにきたら楽しそうなことしてるの見えて!」

「あはは……恥ずかしいな。」

「それより幸輝!聞きたいことがある。」

「え?会長どうかしましたか?」

「……その……櫻井先輩とは付き合っているのか!?」

「え!?付き合ってません!親友です!」

「そ、そうか!なら……」


(なぜそんなことに?……そうだもう潜入とか気にしなくていいし、皆には話すか。)


「俺には彼女がいるんで!」

「「「え!?」」」

「じゃあそろそろ時間だから行こう!」


 俺は隣にいた雫と響の手を取り走り出した。そのすぐ後ろから香を筆頭としたローリエの集がついてくる。……なにか後ろから叫び声がした気がするが、俺が気にすることはなかった。



 

 俺は親衛隊隊長だけど彼女がいます!


 

 ここまでお付き合いいただきありがとうございました!無事に皆をハッピーエンドで終わらせられて良かったです!ちょっと悲しんでる人もいるかも?笑


 良ければ感想や評価、リアクションなどをしてくださるととても嬉しいです☺️ありがとうございました!


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