お墓参り中に行われた異世界転移は、私を勝手に英雄に仕立て上げる。
お盆の始まり。
母が好きだったカラフルなダリア、父が好きだった日本酒(コンビニで買った瓶酒)を片手に父母のお墓参りへと向かった河合夏夢。
真夏のお墓参りに際し、万全なる準備をし朝早くから墓地へと向かう。
墓石の掃除の合間に休憩をしていた次の瞬間、気が付けば装備はそのままに知らない土地へと異世界転移してしまった。
隠し切れない困惑を他所に、知らない人達に見つかった夏夢は逃げようとするものの、呆気なく掴まってしまった。
異世界人としてこのまま投獄されて、不審者だと間違われ拷問されて死ぬのかもしれないと覚悟を決めた筈が。
『こ、この花を貴方様は何処で採取なさったのですか!?』
『何ですかこの魔力を使わずとも炎が生み出せる代物は!?』
『すいとう??長時間冷たいまま!?氷が暑い中でも溶けない!?』
『『『貴方はこの国の英雄です!!!!』』』
「へ?」
地球の日本にて、お墓参りの為持ち寄った代物は彼女をこの国の英雄として仕立て上げてしまった!
「うちは何にもしとらぁあああああん!!」
異世界転移した夏夢が持ち寄った現代の代物達によって、強制的に異世界の英雄へと仕立て上げられる。
翠カ/愛カ初執筆の異世界転移ファンタジー
___ここに開幕。
母が好きだったカラフルなダリア、父が好きだった日本酒(コンビニで買った瓶酒)を片手に父母のお墓参りへと向かった河合夏夢。
真夏のお墓参りに際し、万全なる準備をし朝早くから墓地へと向かう。
墓石の掃除の合間に休憩をしていた次の瞬間、気が付けば装備はそのままに知らない土地へと異世界転移してしまった。
隠し切れない困惑を他所に、知らない人達に見つかった夏夢は逃げようとするものの、呆気なく掴まってしまった。
異世界人としてこのまま投獄されて、不審者だと間違われ拷問されて死ぬのかもしれないと覚悟を決めた筈が。
『こ、この花を貴方様は何処で採取なさったのですか!?』
『何ですかこの魔力を使わずとも炎が生み出せる代物は!?』
『すいとう??長時間冷たいまま!?氷が暑い中でも溶けない!?』
『『『貴方はこの国の英雄です!!!!』』』
「へ?」
地球の日本にて、お墓参りの為持ち寄った代物は彼女をこの国の英雄として仕立て上げてしまった!
「うちは何にもしとらぁあああああん!!」
異世界転移した夏夢が持ち寄った現代の代物達によって、強制的に異世界の英雄へと仕立て上げられる。
翠カ/愛カ初執筆の異世界転移ファンタジー
___ここに開幕。
お墓参り途中、気付けば異世界
2025/08/17 22:13
不法侵入、気付けば美味しそうな朝食
2025/08/18 22:10
(改)
かなりの緊張、気付けば招待
2025/09/04 08:18
揺れる道中、気づけば謁見
2025/09/12 23:21