アレは嘘だ!!!
今日から毎日1話ずつ更新※詳しくは後書きにて
あまりに恥ずかしく、そして痛く。
永遠に続くかのような時間が終わり、僕は我慢していた物を出し切った満足感に包まれていた…
その時だ。
ジュリが何かを言って、僕を抱きしめていた腕を下腹部に移動させた。
そして、下腹部をのの字を書くようにぐりぐりし始めたのだ。
僕は一瞬で気付いてしまった。
ジュリの手で押された下腹部、お腹の中に、硬いものがあることに。
これは…ジュリはおしっこだけではなく、ついでに便まで出させようとしている!!!
そりゃあ溜まってるだろうさ。
昨日も一昨日も出した記憶がないもの。
でも、それ今ここでしなきゃいけないんだろうか。
きっと気合いで我慢できるはずなんだ。あと数日くらい…せめてもう少し、体が動くようになるまで。自分でトイレに行けるようになるまで。
でもジュリの魔の手は動くのをやめてくれず、ぐるぐるとお腹を刺激する。
元々目覚めてからずっと、股からお腹の中にかけてすごく痛かった。
そこに、腸の中を蠢くような、硬いものがギュルギュルと音をたてて僕をさらに責め立てる。
さっき恥は捨てたと言ったな。アレは嘘だ!!!
無理なものは無理!!!
放尿は、まだ諦めもつく。
だってさ、男子トイレとか、普通に隣の人のしてるのが見えるじゃん?
こっちも極力見ないようにするけど、視線をずらせば見える状態でおしっこするじゃん。
だからまだ諦めもついた。
でもウ○コ!お前はダメだ!!!
しかもこんな大勢の女の子たちに見られながらの羞恥プレイ、絶対に無理!!!
おねがいやめて…後生だから…
僕はお腹の中の痛みとギュルギュルに支配された思考の中で、必死にジュリにお願いした。
「や、やめ…て…や…だ…や……うぅ…」
口から出るのは、掠れたような可愛らしい声だ。自分の口から出るその声を聞いて、もっと恥ずかしさが込み上げてきた。
必死に堪えるお尻のダムは、決壊寸前だ。
ジュリが僕のお腹をぐりぐりするのに必死に抵抗を…文字通り死ぬ気で耐えていると、突然、僕の両脇腹を、誰かがぎゅーっと押してきた。
驚きに目を見開くと、5才くらいの茶髪ちゃんとピンクちゃんが心配そうに僕に何か話しかけながら、両側から脇腹を押して、モミモミしていたのだ。
それがトドメとなり。
…あえなくダムは崩壊した……
それからどうなったのか、正直よく覚えていない。
我慢に我慢を重ね、鋼の意志で抑えつけていたソレは、3人の少女たちの強力な手業によって、強烈な快楽(?)と共に強制的に解き放たれた。
本能が開放されるような、何もかもを捨て去り自由になったかのような、えも言われぬ開放感にふわふわと漂う意識の中、僕はジュリに頭を撫でられながら深い深い眠りへと落ちた。
次に目を覚ますと、首をゆっくりとだが動かすことができるようになっていた。腕はほんの少ししか持ち上げられないけど、手をゆっくりグーパーするくらいならできる。
ジュリがおはようのディープなキスをしてくれて、スープを飲ませてくれる。
その後にまたトイレの時の体勢を取らせてきたが、首を左右に振りながら「いらない、いらない」と試しに言ってみたところ伝わったらしく、トイレを回避することに成功した。
今は夕方くらいだろうか。少し部屋が薄暗くなってきている。
女の子たちはみんな部屋にいて何やらお話をしたりしているけれど、外はまだ明るいのに、この子たちは外で遊んだりしないんだろうか。
不思議に思いながら眺めていると外から足音が聞こえ扉の前へ、ガチャりと鍵を開けるような音を立ててから、扉が開いた音がした。がんばって下の方を向いてみると、扉のところにはガタイのいい男の人に連れられて10才くらいの女の子が帰ってきたようだ。
男の人は無愛想に連れてきた女の子にむかって何かを言い、女の子が部屋に入るのを見てから僕をちらっと見て、少し安心したように微笑んでから扉を閉めて鍵をガチャりとかけた。
…なんだったんだ???
そういえばここに来て最初に、深夜に目が覚めた時にもガタイのいい男の人が女の子を同じように連れてきて同じ言葉を言っていた気がする。
多分今と同じ人だ。あの人は誰なんだろう。
ちなみに女の子達が外で遊んでない理由がわかった。外側から扉に鍵をかけられているのだ。
…つまり、この子たちは捕まっているのか?ここの子たちを見る限り、捕らえられているような暗い雰囲気はないけれど…謎だ。
帰ってきた女の子に、部屋でおしゃべりしていた女の子たちが群がってなにかおしゃべりしている。
話しながら帰ってきた女の子は僕の方に近づいてきて、「セラ」と言って微笑みながら頭を撫でてくれた。
…嬉しいんだけど、これってどうなんだろう?僕の立場って…一体…
と複雑な気持ちになっていると、
その子は僕の横に壁に寄りかかるように、足をM字に開いて座った。
…ここの子達はみんな簡素な灰色のワンピースを着ている。恐らく、パンツは穿いていない気がするんだけど…
僕の横に座っているから、M字に開いた中がどうなっているのかはワンピースの裾で見えない。
気にならないといえば嘘になるし、好奇心から見てみたいというのが本心だけれど、それは犯罪だ。
僕のは見られたけど…看病の一環だったから、問題はなかったはずだ。少なくとも僕が露出したなどと罪に問われることは無いはず。きっと。
そんなことを思っていたら、とんでもないことが起こった。
さっきまでお話していた他の、これまた10才くらいの女の子が、足をM字に開いた女の子の前に座って、足のあいだ、開かれたワンピースの中に顔を突っ込んだのだ。
ちゅ、ちゅ、ぺちゃぺちゃという音まで聞こえてくる。
これは…舐め…てるよね?これ…ぜったい…
あまりの衝撃に目を見開いて、揺れるワンピースの裾の中がどうなっているのかと凝視していたら、M字少女が僕の頭を撫でてきた。
びっくりしてM字少女の顔を見ると、まるで、何も起きていない時と全く同じ顔をして、優しい表情で僕の頭を撫でているではないか。
M字少女は片方の手で僕の頭を撫で、もう片方の手でワンピースに顔を突っ込んでいる少女の頭を撫でている。
茶髪ちゃんとピンクちゃんの2人なんか興味津々に脇から顔を近づけて、ワンピースの中を覗き込んでいる。
少女の奇行が終わるまで、僕は口をぽかんと開けたまま固まっていた…
しばらくするとワンピースに顔を突っ込んでいた少女は満足したのか顔を上げて、ニコッとして何かを言っている。M字少女もたぶん、お礼を言っている感じだ。
そしてM字少女と舐め少女はおもむろに立ち上がり、ほかの女の子たちの会話に混ざりに行った。
…今、一体何が起きたんだ!?
謎すぎる…おかしいだろう?意味がわからない。なんだここは。
まず、女の子たちが多すぎる。多すぎるというか女の子しかいない。そしてみんなとても可愛くて将来は絶対美人になると思う。いやそうゆうのは一旦置いておいて…
そして少女たちが怪我をして動けない僕の看病をしてくれる。トイレの世話まで。
ここまでは、まだわかる。
女の子同士でアソコを舐めるって、なんだ。
僕が知らないだけでそうゆう文化があるとか?
いやいや、もしそんなのが常識になっている国や文化があったら、すぐSNSとかで話題になってるはずだ。知らないわけが無い。
…ここは世間から隔離された秘密の場所で、女の子たちはここだけの変な常識を教えられて育ってきたのだろうか。
突拍子もない事だが、そう考えたらなんだかしっくりきた。
ジュリが僕の喉を潤すためにキスしてきたのだって、常識で考えたらありえない。
ついでに僕の排泄シーンをみんなで眺めていたのだって、おかしな行動だ。
…僕はなんでここに…なんの目的で連れてこられたんだ?
部屋の中に僕の荷物は見当たらない。むしろ見える範囲には寝床しかない。あんなに女の子がたくさんいるのに、だれも私物を持ってないのか?
この時になってようやく、僕はおかしな場所に閉じ込められているのだということに気がついたのだった。
今日からメモに書き溜めているものを毎日1話ずつ予約投稿していくことにしました。
一度に何話も追加したら読む気失せるかな…と思ったのもありますが、メモの内容を読み返してみると修正箇所がちょこちょこあって、時間がかかりそうだったからです。
つまり時間稼ぎというやつですね。お暇な時間に読んでいただけると嬉しいです!!




