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怒涛のお引越し 前編

遅くなりましたスミマセンm(_ _)m

最近パンを焼くようになっったんですけどきれいに焼けました。あとワッフルも作りました。ワッフルはワッフルになりませんでした(なに言ってんだコイツ)

あの戦いから2週間たった。その間コウセカでは大人数での奇襲はなくなった。そのかわりプロと言ってもいいような腕前のプレイヤーたちと戦っていた。2人だけSMGを使うやつがいて流石に捉えきれず、負けてしまった。

自分の戦功を見ると30人ほどと戦ったが負けたのはその2人だけだった。1人が”カスミ”その名の通りどこにいるのかが全くわからなくなる。もうひとりは確か”Wolf”ヴォルフと読むらしい。ヴォルフはドイツ語で狼と神咲さんが言っていた。ミカンによると他サーバーで最強の3人の1人らしい。

と、まあ最近のことを思い出していた。

が、そんな場合ではなかった。なんかいかにも俺強いしイケてるだろみたいな風貌の男たちに囲まれていた。

その男たちをどかし出てきた人がいた。そいつは槍島 毅だった。

「よう。白河。前はよくも恥をかかせてくれたな。」

「そんなことあったっけ?」

「なっ!ちっ。こいつ殺っちゃってくれ。俺を怒らせたらどうなるかわからしてやれ。」

槍島は男たちに指示を出した。だけどそれは得策ではない。なぜだって?僕が中学生になった頃に幼馴染のおじいちゃんにいろいろ教わったからだ。そのなかには喧嘩の仕方も教わった。おじいちゃんの喧嘩の仕方は合気道のように相手の力を利用するといった流式だ。つまり、今回が1番力を発揮する。

男たちはあまり喧嘩が強くなかった。隙が多く何も考えずに突っ込んでくるというものが多かった。僕はとりあえずあまり傷つけないように顎を軽くはたき意識を落としていった。時間はそこまでかからなかった。

「は?なんなんだよ、お前は!………まあお前は手を出しちまったからなぁ。処分は免れないな〜。どうだ、今の気持ちは?うん?」

うわ〜すげーめっちゃイキってる〜という感想は置いといて。このぐらいなら大丈夫だろと考えていると

「ふん。のんきなもんだ。自分がどうなるかわかってないなんて。」

と槍島がいいガハハハと大笑いをしながら男たちと去っていった。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜あれから4日後僕は理事長室へ呼び出されていた。理事長の第一声は

「残念だ。君を退学にするのは。」

呼ばれた時点でありえるなと思っていたが改めて言われるとずっしりくる。

「なんでですか?」

「ここの学生に最近脅迫状が来ていて、脅迫状には”白河 青鳴を退学させなければ殺す"という内容でな。脅迫状が送られてきた学生の親がどうにかしろと言うんだ。」

いい終わり理事長が近づいてくると

「すまない。君のことを守れなくて。」

と土下座をして言った。

「わっ⁉土下座なんかしないでください。理事長のやってることは正しいんですから。」

「その代わりとは言えないが、この大学の図書室ならいつでも入れるようにしておくから。」

「ありがとうございます。それで十分ですよ。」

「なにか困ったことがあったら言ってくれ。力になろう。

「はい。それではまたいつか。」

部屋を出た後、理事長の泣く音が聞こえたが何も聞かなかったと頭から消した。


そしてどうしようかなと考えながら歩いてた時、偶然か必然か槍島にあった。

「よう。白河ぁ〜。どうしたんだ?退学にでもなったかぁ〜?」

と嫌らしい笑みを浮かべながら話しかけてきた。

(うっわ、面倒くさ。スルーしよ。)

と内心思いながら通りすがろうとした。

「っ!無視してんじゃ…ねえよ。」

と殴りかかってきた。もう4日前のことを忘れたのか?という思いが強かった。真面目に相手をするのが手間だったため適当に避けて足を払った。ドスンっと大きい音を出して尻餅をついた槍島に精一杯の冷たい目で睨んだ。槍島はまるで化け物にあったかのようにどっかへいった。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜槍島は僕の住むアパートにも魔の手を広げてきた。大家から明日中に出ていってほしいと言われた。


その後日課のコウセカを始めた。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜「やっぱここはいいな。」

「どうしたの、青鳴くん?」

「びっくりしたし、マナー違反だよ。キキョウ?」

「ああ、そうだった。ごめんね。それは置いといて。どうしたの困った顔して。」

「えっとね。大学を退学になってアパートからも追い出されるっていうことになった。」

「えっ⁉誰がそんなひどいことを。今どこでインしてるの?」

「アパートだけど明日には出てけって。」

「住むところないの?」

「あ〜、うん。そうだね。早く見つけないとなぁ。」

「なら家きなよ。お姉ちゃんもみんなも大丈夫っって言うと思うよ。」

「みんな?」

「シェアハウスなの。お姉ちゃんの仕事仲間と住んでるの。」

「わかった。明日空いてる?」

「うん。大丈夫よ。皆もしっかりいるし。」


こうして神咲さんのおかげで住むところも確保できた。話し終わった後日課のMob狩りを一緒にしてお開きとなった。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜次の日僕は大豪邸といってもいいぐらい広くて大きい家の前に来ていた。

「いや、でっか。シェアハウスとはいえこんなに大きいとは思ってなかったよ。」

無意識に思ってることを口からこぼすと玄関が空いた。

「青鳴くんそんなとこで何してるの?荷物はもうお部屋に入れといたよ。」

「ありがとう。おじゃましま〜す。」

「お邪魔しますじゃなくてただいまでしょ?」

「た、ただいま。」

「よしっ!じゃあ、家のを案内するね。入ってすぐ左が2階に上る階段だよ。1階の一番奥にお風呂。結構大きいんだよ。階段とお風呂の間にリビングで、その反対にキッチンだよ。キッチンはね、大人数入れるようにしてるからスムーズに料理ができるよ。」

「おぉ。すごい広いね。」

「でしょ?気になるところはない?」

「お風呂の反対にある部屋は?」

「あそこは和室だよ。お姉ちゃんが絶対欲しいって言うから。」

とそのときダダダダと階段から落ちるように誰かが降りてきた。階段があと3,4段あるのに跳んだ。しかも僕の方に。とりあえずキャッチをし、お姫様抱っこの形になった。


「君がホウレン草くんか!」

と目を輝かして言ってきた。


なんだろうこの感じ、嫌な予感しかしない。

部屋の見取り図は次話のときに出せるようにがんばります

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