登場人物紹介
※これより記載するのは、九章開始時点で判明していることだけです。
九章まで読んでいない人にとっては多大なネタバレを含みます。ご注意ください。
※未だ判明していない事柄は『存在しない設定』として記載しています。
例えば、異能を偽ってる人物の異能は、偽の異能のまま記載しています。
簡単に言ってしまうと『嘘ついてる奴いるよ』ということです。
※登場人物の記載順番に、他意はありません。たぶん。
作者の設定集に記載されている順番の通り乗っています。
【1年C組】
〇雨森 悠人
この作品の顔とも呼べる、ただの嘘つき。
黒髪青眼、表情死滅男。
圧倒的な身体能力と、底知れない知能を誇る。
間違いなく、本作における最高スペック。
主人公最強という言葉をその体で表す化け物。
平穏な自由を求めている……というのは表向きの理由。
選英学園には、兄の仇である学園長を殺すために入学した。
夜宴のリーダー『八咫烏』でもある。
能力【??】
概念使いなのか、加護なのか、王の異能なのか……それ以下なのか。
現時点において、全てが謎に包まれた異能。
天守弥人の異能に酷似している様子だが、かの異能ほどの万能さはない。
本人曰く、異能としては強い部類ではない、とのこと。
〇朝比奈 霞
黒髪碧眼な少女。正義の味方。
『自警団』の代表でもあり、頭脳、身体能力ともに才能に恵まれている。
雨森悠人曰く、潜在能力は自身をはるかに上回る、とのこと。
雨森とは同郷で、小学校では同じクラスだった。
ただ朝比奈も詳しいことは覚えておらず、雨森も過去は語らないため詳細は不明。
雨森のことを気に入っており、何かにつけ彼と行動を共にしようとする。
が、そのたびに名前を間違えられて涙目。
感想欄でさえ名前を間違われるという、本作のメインヒロインにして不動のネタキャラ。
能力【雷神の加護】
本作における最速の異能。
異能使用時の彼女は、雨森悠人と同速まで迫る。
〇倉敷蛍
茶髪ポニーテールの少女。
陸上部でクラスのムードメーカー。
とにかく元気で、朝比奈とは別の方法でクラスを牽引する、みんなに信頼される良き存在。
しかしその実、気性の荒い自分を隠しており、二面性を持つ。
雨森から直接夜宴に勧誘され、所属するようになる。
彼とはただの利用関係であったはずが、いつの間にか良き相棒になっている。
ただし二人は何が何だろうと認めない。
☆能力【???の加護】
能力名不明。
身体能力の強化。回復能力の向上。あらゆる状態異常の無効。
加えて、火や水、風などを自由自在に操れる。
〇黒月 奏
1年C組。クールな黒髪青年。
頭もキレて運動神経もよく、俗にいう天才。
作中において、一部の『例外』を除けば間違いなく最強のスペックを持つ。
しかしながら能力面から生徒、教師の両方から一目置かれており、それなりの有名人。
かつて、天才であるがゆえ、他人を挫折させないように殻に篭もった。
その殻を雨森がぶち破って以来、彼には心底から懐いている。
雨森が『朝比奈を支える参謀役』として『夜宴』の仲間に加え、朝比奈を裏方から誘導させる。
☆能力【魔王の加護】
魔法と呼称できる現象ならすべて引き起こせる。
〇烏丸 冬至
パーマのかかった茶髪のチャラ男。
クラスカースト上位、爽やかイケメン。
心の機微を読むことに長けており、雨森に友人として接している。
入学当初の『雨森の嘘異能発言』に笑わなかった五人の内、一人でもある。
ボードゲーム部所属。
能力【虚ろの王】
自分が思った能力になる力。
あまり強すぎる力には変化できない。
また、同時に複数の能力に変化することも出来ない。
〇小森 茜
1年C組。黒髪短髪、無口な少女。
警戒心が強いが、同じくらい好奇心も強く、猫みたいな雰囲気。
A組の橘のためにC組の情報を流している。
かつて雨森へと喧嘩を売って、返り討ちにあった。
しかし、小森側の準備が万端だったとはいえ、あの雨森悠人に異能の内三つを使わせたことからも、C組最高峰の実力者であることは間違いない。
あと、雨森悠人が大嫌い。
能力【百獣の加護】
体の一部、あるいは全てを獣のソレへと変化させることで、ありとあらゆる身体能力、五感を向上させる。
〇佐久間 純也
赤髪短髪のクラスカースト最上位。
男子におけるクラスの中心的な人物。
実は雨森とは結構仲がいい。
その内遊びに誘いだそうと考えているが、雨森が文芸部で忙しそうなので、なかなかタイミングがつかめず困っている。
野球部所属。
能力【溶岩の王】
あらゆる『熱』『炎』を操る。
気温を操作し、溶岩、炎を作れる。
〇錦町
大柄で長身の男子生徒。ものすごい馬鹿力。
クラスカースト上位。
クラスのムードメーカー。アホ。
いつも大きな声で喋ってる。
卓球部所属。
ちなみに下の名前は設定していません。錦町は錦町。
能力【声域拡大】
声のボリュームを上げる。
大声でダメージを与え、行動不能にさせることも出来る。
敵味方関係なく攻撃してしまうが、攻撃範囲、威力は最強クラス。
〇星奈 蕾
元1年B組、新しくC組へと入った儚い雰囲気の文学少女。
文芸部の部長。
大人しい性格で、虐められることも多々ある。
が、最近は最強のボディーガードが付き纏っているため平和。
雨森曰く、本作品のメインヒロイン。
☆能力【星詠の加護】
1日に1度しか発動できないが、発動後、一時間の出来事を全て掌握できる。
〇井篠 真琴
小柄で気の弱い男子生徒。文芸部。
学年一女装の似合うオトコの娘。
雨森に弟子入りし、肉体を魔改造された。
当初はただの気弱な男子であったが、今では拳で木の葉を切り裂く超人に。
ただし、拳の振り方しか覚えてないため、それ以外はまだまだ未熟。
能力【医術の王】
ありとあらゆるものを癒す能力。
〇間鍋 愉
文芸部の頭脳派メガネ。
運動は大の苦手で、大のアニメオタク。
三次元には全く興味がない。
厨二病の天道とは妙に気が合う。
二次元嫁の名前は『ナーシャ』。
なーたん、と呼んでいる。
能力【????】
実は、まだ作中において一度も名前が出てきていない。
〇火芥子 茶々
赤みがかった髪の長身少女。
長身で目立つが、本人は静かに過ごしたいタイプ。面倒臭がり屋。
同じ中学校出身の間鍋や天道とはよく話す。
間鍋と意気投合していた井篠をさそって、四人で文芸部に入った。
能力【現実把握】
周囲、360度全ての情報を把握する。
百メートル以内であれば(よほどの隠ぺいがされていない限り)情報を把握することが出来る。ただし、遠くなればなるほど情報の精度も落ちる。
〇天道 昼仁
黒髪ショートの厨二病娘。
何故か右目に眼帯をつけている。
常に敬語。積極的に説明や実況をしたがるタイプ。
一人称は『我』、人を○○氏と呼ぶ。
ただ、結構キャラがぶれるため、普通に私が一人称の時がある。
☆能力【創造授与】
異能を作り、他者へ譲渡する力。
造られた異能は時間経過で消滅する。強い異能ほど早く消える。
〇真備 佳奈
1年C組。茶髪のチャラい女子高生。典型的なツンデレ。
倉敷の親友で、クラスカースト上位。典型的なギャルでもあるが、中身は純情な乙女。初恋もまだ。
そんな最中、雨森に初恋を奪われる。
朝比奈、倉敷、星奈、四季と、色々な女の子にモテてる(ように見える)雨森を見て、いつもツンケンしている。ただ、実は寂しくて夜に泣いてたりする。
能力【機翼の王】
スクラップ精製と磁力の力。
機械の翼を召喚、自由自在に空を飛び、翼から追尾式のビームを発する。
〇楽市 楽座
髪を後ろで束ねた侍風の男子生徒。
忍者が大好きで、名前も改名してそれっぽい名前にした。
本名は『山田達郎』。
自警団に所属している。
語尾に『ござる』を付ける。
能力【忍の王】
忍術が色々と使える。
万能タイプだが、火力は低め。
〇霧道 走
みんな大好き、あの霧道。
過去に『あんなにいいキャラを序盤で退場させた作者はセンスがない』とまで言われたほど。なぜかわからないけれど読者から絶対的な人気を誇っていた。今は知らない。
カッとなりやすく、口が悪い。烏丸と並んでチャラ男の代表みたいな男。
しかし、朝比奈にあれほど執着していたのは、なにか理由があるのだとか……。
調子に乗った結果、雨森に排除されてしまう。
今は雨森に復讐心を抱き、来年の選英高校入学試験へ向けて勉強中。
能力【瞬間加速】
触れたもの、あるいは自身の体を一瞬にして加速する能力。
使う人が使えば、本当に強い能力。
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【1年B組】
〇新崎 康仁
常に笑顔のポーカーフェイス。
必要な悪と必要な犠牲があると考え、悪とあれば親すら殺す。
雨森曰く『最も自分に近しい存在』らしい。
社会不適合者ばかりが集うB組においては、よき理解者。
どこまでも弱者の味方で在り続ける。
その姿は、朝比奈霞とは正反対ではあれど、れっきとした正義の味方。
あと、雨森悠人が大嫌い。
能力【神帝の加護→王(変異)】
自分を支配下にある人間の【能力】全てを自分の能力に加算する。異能も使える。
〇四季 いろは
1年B組。金髪小柄な少女。
スクールカーストの最上位に位置するギャル。
また、他人の心を読むことに長け、演技と嘘は大がつくほどに得意分野。
雨森に目をつけられた結果、精神から崩壊させられ、屈服する。
悠人だいすき。
そして超大食い。
☆能力【嘘王の戯れ】
自分の嘘を信じ込ませ、対話した相手から好感を得やすくなる。また、相手の嘘が分かるようになる。
ただし、その本質は思考の誘導にある。
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【1年A組】
〇橘 月姫
1年A組。アルビノの小柄な少女。
正体は、かつて天守によって倒され、零落した神様の末裔。橘家の最高傑作。
学年において唯一の概念使いと噂されており、学力も学年ではブッチギリのトップ。
雨森悠人とは幼い頃からの知り合い。
柔らかい口調を使ってはいるが、その実、性格は荒々しく冷酷。
現時点において、異能を使った雨森悠人を負かした唯一の人物でもある。
☆能力【幻】
語るまでもない反則。作中で生存している中では間違いなくぶっちぎり最強と思われる。
〇紅 秋葉
赤髪ボブカットの小柄な少女。
誰にでも遠慮なく物を言うことが出来る度胸の持ち主。
逆ハーレム作ってると噂を流される。あだ名は【マジカルビッチ紅】
A組、表のリーダー。
能力【破壊→崩壊王の加護(変異)】
手で触れたあらゆるものを破壊する。
〇邁進 花蓮
黒髪ロングの無表情な少女。
橘家の専属メイド。
何でもそつなくこなす。身体能力は男子も含めた中でトップクラスだが、天然で勉強だけは苦手。というより馬鹿。
あだ名は【恍惚メイド邁進】
能力【暗器】
あらゆる場所から暗器を召喚する。
〇ロバート・ベッキオ
海外からの留学生。
2メートルを超える筋骨隆々の長身と、腰まで伸びる金髪が印象的。
ボクシングを習っており、百年に一度の天才と噂されている。1年生の中でも近接戦においては最強クラス。
あだ名は【椅子のロバート】
能力【??】
……今のところ登場機会が無い。
〇米田 半兵衛
剣道の道場、師範代の称号を持つ少年。
圧倒的な剣術の才能を誇り、ロバートと並び、近接戦最強と噂される。
事実、剣を持たせれば堂島忠と同格。
あだ名は【マゾの米田】
能力【蒼剣】
剣の性能を強化する能力。
○熱原 永志
赤髪、頭の回る暴力者。
A組を暴力によって支配し、他クラスへと手を伸ばすが、黒月が殻を破るための踏み台として利用される。
ただ、その実橘によって洗脳されていたのだが、既に解放され、自分の意思で動いている。
能力【熱鉄の加護】
超高熱の鉄の肉体。炎も冷気も一切通じず、鉄や炎を飛ばして遠距離攻撃もできる。攻防共に長けた力。
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【2年C組】
〇王聖 克也
白髪青目の、現生徒会副会長。
C組から2年生全員を締めた傑物。
世界の中心が自分であると思い込んでいる。
自分こそが世界の中心、主人公であるならば、その歩みに一度の敗北もあり得ない。
圧倒的なエゴイズムと、狂気すら孕んだ揺るがぬ自信。
そして、その自信を確固たるものへ変えるほどの豪運を持つ。
王聖とは偽名で、実は、ある人物の兄であるとか……?
能力【?????】
〇真柄めい
生徒会会計の天才少女。
基本的に無口。この学園のやり方には賛同していない。
生徒会兼、自警団へと入団する。
能力【??】
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【3年A組】
〇最上 優
現生徒会長。
誰もが認める最強の男だが、かつて学園へと挑み、敗北。心が折られた。
天守弥人の幼なじみ。
能力【??】
〇堂島 忠
学園が誇る近接最強の男。
弱い力を最強まで鍛え上げた傑物。
正義に熱く悪を滅する正義の人。
ただし脳筋で戦闘狂。
能力【目が良くなる】
目が良くなるだけの能力。
あらゆる視力が向上する。
極め抜かれた動体視力は数秒先の未来さえ見通すことが出来る。
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【学校】
〇榊 零
1年C組の担任教師。
白衣を纏った黒髪の女性であり、雨森の能力まで知った上で薄く微笑みながら傍観に徹する。
作中において、一番最初に雨森悠人の異能までたどり着いた人物。
ただし、たどり着いた場所が雨森悠人の『底』とは限らない。
能力【???の加護】
〇点在ほのか
1年B組の担任教師。
ほんわかとしたド天然。
突き詰めた放任主義だが、 超ドS。
自分のクラスがどん底に落ちて、絶望する様を見たくて教師になった。
生徒を退学にすることに躊躇いがない。
能力【時空の加護】
時を戻す、進める、止められる
〇八雲 選人
選英高校の学園長。
白髪オールバックにピシッとスーツで固めた壮年の男性。
かつて、天守の家から天守弥人の遺体を強奪。
その肉体を用いて人体実験を繰り返し、異能を開発する。
天守弥人の細胞を流用し、生徒たちへと異能を授ける。
善人面をした悪人。
他人を扇動することにかけて、並ぶ者はいない。
能力【?】
最低最悪の概念使い。




