表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
56/74

S8 美緒ちゃん

出番の少ないJK人格、美緒の事を少し書いてみます。

――――――――――――――

出番の少ないJK人格、美緒の事を少し書いてみます。

(フィクション成分10%)

――――――――――――――



 涼音が記憶の地雷を踏んだらしくショック落ちしたら、珍しく美緒がでてきていた。

 彼女は椅子に体育座りして、退屈そうに僕を眺めている。



「あなたも大変ねー。」

「まーね、慣れてるから大丈夫さ。」

「……よくこんな面倒なあるじと付き合えるよね、感心するわ。」

 彼女は椅子の上で体育座りしたまま、身体を前後に揺らしている。

 美緒って運動神経良さそうなんだよね。


 僕と美緒がお話することは滅多にない。……そもそも出てこない。

 それでも「帰れ!」とか言い出さないところ見ると、一応は僕の事を認めてはくれているのだろうと思う。


「美緒が出てくるなんて珍しいね。」

「私も出てきたくなかったんだけど、他に誰もいないんだもん。」

 本当に仕方なく出て来たんだろう事は表情を見ればわかる。

 そして、今もつまらなそうな表情してるしね。


 僕は美緒が苦手だから、そして美緒も僕の事が苦手だろう事を感じていた。

 苦手ってより、彼女にとって僕はどうでも良い存在かな。少なくとも好きになれるタイプではないのだろう。

 詳しい生態は知らないけど、僕もJKキャラに好かれるとは思ってないし、お互い様だと思う。


「僕達ってさ、根本的に合わないよね、美緒だってそう思うだろ?」

「うん、私おっさんには興味ないしね。」


「やっぱりね、お互い合わないっていう意見は合ったね。」

「アハハ、今更何言ってるのよ!アタリマエ!」


「それでも、涼音と僕は今こんな関係だからね……。」

 美緒はそんな事には興味なさそうに身体を前後の揺らし続ける。



「僕は、美緒の事には干渉しないから、美緒も僕らの事を邪魔しないってことでどう?。」

「あーいいよ。私は主の男の趣味とか興味ないしさ。」


「じゃ、お互いに邪魔しないってことで。」

「おっけー!。」


 こうして僕らには不可侵条約みたいな関係が出来上がった。

 なんか冷めきった親子関係みたいな気もするけど、実際には親子じゃないしね。

 こんな僕でも同じ空間にいる事を否定しないって、分別のある子だとは思える。


「それと、雪村の相手してくれて、ありがとうね。」

「あー、あれね。……あの時も雪村の相手を誰もしたくないって言うから、仕方なく表に出ただけ。」

「私もあいつ嫌いだから、からかってやったわ。」


「なんだかんだ言っても、美緒も涼音を支えてるよね。」

「アハハハ、そんな事言っても何もないよ。」


 美緒は椅子の上で体育座りをしたまま、器用に身体を前後に揺らし続けていた。


―fin


―――――――――――――

 人格達は、趣味とか好みとか違うから、全ての人格に好かれるなんて都合良い事はないわけで。美緒とは、お互い合わないということで一致して、不可侵な関係を築いていた。


 作中には書いてないけれど、イタズラで逃げだした美緒を、外で追いかけ回した事があります。マンション敷地の境にある金網をヒラっと飛び越えたり、走るのも早くて、運動神経も良いんだなって思えました。


 でも、鏡(裏人格)にも同じこと言えるけど、こういう距離感を明確に取ってくれる人とは話しやすいんだよね。距離感がわかるってラクです。

 滅多に話す事はないけど、お互い本音で愚痴ったりするような関係にはなれたかもしれません。


 涼音が記憶の地雷を踏んだらしくショック落ちしたら、珍しく美緒がでてきていた。

 彼女は椅子に体育座りして、退屈そうに僕を眺めている。



「あなたも大変ねー。」

「まーね、慣れてるから大丈夫さ。」

「……よくこんな面倒なあるじと付き合えるよね、感心するわ。」

 彼女は椅子の上で体育座りしたまま、身体を前後に揺らしている。

 美緒って運動神経良さそうなんだよね。


 僕と美緒がお話することは滅多にない。……そもそも出てこない。

 それでも「帰れ!」とか言い出さないところ見ると、一応は僕の事を認めてはくれているのだろうと思う。


「美緒が出てくるなんて珍しいね。」

「私も出てきたくなかったんだけど、他に誰もいないんだもん。」

 本当に仕方なく出て来たんだろう事は表情を見ればわかる。

 そして、今もつまらなそうな表情してるしね。


 僕は美緒が苦手だから、そして美緒も僕の事が苦手だろう事を感じていた。

 苦手ってより、彼女にとって僕はどうでも良い存在かな。少なくとも好きになれるタイプではないのだろう。

 詳しい生態は知らないけど、僕もJKキャラに好かれるとは思ってないし、お互い様だと思う。


「僕達ってさ、根本的に合わないよね、美緒だってそう思うだろ?」

「うん、私おっさんには興味ないしね。」


「やっぱりね、お互い合わないっていう意見は合ったね。」

「アハハ、今更何言ってるのよ!アタリマエ!」


「それでも、涼音と僕は今こんな関係だからね……。」

 美緒はそんな事には興味なさそうに身体を前後の揺らし続ける。



「僕は、美緒の事には干渉しないから、美緒も僕らの事を邪魔しないってことでどう?。」

「あーいいよ。私は主の男の趣味とか興味ないしさ。」


「じゃ、お互いに邪魔しないってことで。」

「おっけー!。」


 こうして僕らには不可侵条約みたいな関係が出来上がった。

 なんか冷めきった親子関係みたいな気もするけど、実際には親子じゃないしね。

 こんな僕でも同じ空間にいる事を否定しないって、分別のある子だとは思える。


「それと、雪村の相手してくれて、ありがとうね。」

「あー、あれね。……あの時も雪村の相手を誰もしたくないって言うから、仕方なく表に出ただけ。」

「私もあいつ嫌いだから、からかってやったわ。」


「なんだかんだ言っても、美緒も涼音を支えてるよね。」

「アハハハ、そんな事言っても何もないよ。」


 美緒は椅子の上で体育座りをしたまま、器用に身体を前後に揺らし続けていた。


―fin


―――――――――――――

 人格達は、趣味とか好みとか違うから、全ての人格に好かれるなんて都合良い事はないわけで。美緒とは、お互い合わないということで一致して、不可侵な関係を築いていた。


 作中には書いてないけれど、イタズラで逃げだした美緒を、外で追いかけ回した事があります。マンション敷地の境にある金網をヒラっと飛び越えたり、走るのも早くて、運動神経も良いんだなって思えました。


 でも、鏡(裏人格)にも同じこと言えるけど、こういう距離感を明確に取ってくれる人とは話しやすいんだよね。距離感がわかるってラクです。

 滅多に話す事はないけど、お互い本音で愚痴ったりするような関係にはなれたかもしれません。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ