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月夢~番外編~  作者: 桜羽 藍里
【番外編】
10/31

神様の悪戯-後編-

※ この話は本編4章25話のネタバレ含みます。

  神様の悪戯-前編-を未読の場合はそちらをまずお読みくださいませ。

 待ち合わせ場所でもあり目的地でもある、ハロウィンの会場はリクの家からほど近い場所だった。


 オレとリクが辿り着く頃には、似たような仮装をする人が周囲に溢れ返り、奇異の視線も減ってホッと人心地をついた。そんな中、海のような青を見つけたのは偶然、だったと思う。


「リオン……」


 思わず口をついて出た名前に、目の前の彼女が振り返る。飾りとして付いている黒い……たぶん猫と思われる獣耳が頭の上で揺れる。彼女は紫のズボンの後ろについた黒く細い尻尾の飾りを揺らしながら、満面の笑顔で駆け寄って来た。


「類、死神の衣装、すごく似合ってるね!」

「あ、ああ……」


 ルイと呼ばれて、オレの知るリオンではないんだな、と現実に引き戻される。でも、彼女が見せる表情も声も、オレの知るリオンに瓜二つだった。見た目で違いがあるとしたら、実際は少し黒に近い髪色だったことと、その長さが少し短いように感じることくらいだ。


 この世界のリオンとの邂逅に、何とも複雑な心境に浸っていたところで、エマが咳払いをした。リオンの隣からオレを睨むようにじっと見てくるが、その意味がわからない。


「エマ、咳なんてしてどうし……いっ!」


 問おうとしたところで、リクに足を踏まれた。振り返れば、耳を貸せと手招きをされる。それに合わせ、小声で口を開いた。


「何するんだよ、リク」

「類と莉音は恋人だって言ったでしょ。気の利いた褒め言葉の一つくらい言わないと」

「そんなこと言われても……」

「感じたままを素直に言えば問題ないから、ほら」


 そう言われて、背中を押される。そんなオレをキョトンとした様子で見上げる彼女を改めて見る。黒猫の仮装と思われる飾りに、黒と紫、オレンジを基調とした衣装。それらはオレの記憶で、数ヶ月前に見たものを彷彿とさせる出で立ちだった。


 そんな彼女に何と言ったものかとも思ったが、リクの助言に従って、言葉を口に乗せた。


「その衣装、よく似合ってる……」

「えへへ、ありがとう」


 伝えた言葉で正解だったのか、彼女がはにかむように微笑む。そう言えば、元の世界でのハロウィンでも、リオンは何か言葉をオレに求めていたが、もしかしてこういうことだったんだろうか。……なんて、彼女の顔を見つめつつ心の端で思う。


 目の前に彼女の生まれ変わりがいるというのに、無性に彼女に会いたくなった。きっと帰れるとリクは言うが、オレは本当にここから帰れるのだろうか。それに、目の前の彼女にルイを返してやれるのだろうか。


 後ろ向きな気持ちに心を持って行かれかけたが、それは彼女が次に発した言葉によって霧散した。


「と、Trick or(お菓子をくれなきゃ) Treat(悪戯するよ)、にゃん!」


 ハロウィン特有の言葉と共に、彼女は僅かに体をしならせつつ、軽く握った手を顔の横に置いて小首を傾げる。語尾から考えて、猫の真似だというのはわかった。そして、それは非常に可愛らしい。惚れた欲目もあるのかもしれないが、少し恥ずかしそうに頬を染めているのも含め、とにかく可愛かった。


 可愛かったんだが。その分オレが受けた衝撃も相当なもので、咄嗟の返しができなかった。


「る、類……?」


 恐る恐る声をかける彼女に、何か返さないと、と思うものの、顔に熱が集まって頭が回らない。そんなオレを横から覗き込んだリクが、ニヤリと笑みを浮かべて言う。


「言葉にならないくらい悩殺されたってさ」

「え……?」

「ばっ、リク……!」


 そんな直接的な言い方をして気持ちが伝わったらどうするんだ、と焦りか生まれる。その一方で、ここでのオレは恋人だと言うのだから、すでに伝わってるのだということを思い出した。


 それを思い出して、そろりとリオンを見れば、緊張した面持ちで見上げる瑠璃色の瞳と目が合う。『そうなの?』と言わんばかりに彼女の表情に、ふっと笑みがこぼれる。それに対し、彼女の顔が僅かにムッとしたものへ変化したところを見るに、内面が出やすいのは生まれ変わっても相変わらずらしい。


「恥を忍んで言えば、リクの言うとおりだ」


 さすがに恥ずかしさが最高潮の今、その目を直視はできない。たぶんこれ以上ないくらい顔は赤くなっているだろうことは自覚している。だがそれは、俯きつつもそっと手を繋いできた彼女も同じようで、何となくお互い無言になる。


「熱々なところ水を差すようだけど、類さん。それで結局、お菓子と悪戯、どっちなんです?」


 やや冷めた目でそう問いかけるエマの言葉に、ハッとする。幸いなことにマントの内ポケットに三つ菓子が予め仕込まれているのは確認済みだ。


 深緑色とクリーム、濃い紫の粒が混ざった焼き菓子に、平べったい棒付き飴、中身はよくわからないがダイスくらいの大きさの包み。中身がわからないものは選択肢から除外して、果たして焼き菓子とキャンディ、どちらが彼女の好きなものなのだろうと考える。


 だが、考えたところでここの彼女には今会ったばかりで、好みなどさっぱりわからない。頼みの綱のリクもニヤニヤ笑うばかりだ。こうなれば、あとはもう勘に頼るほかない。まぁ勘と言っても、オレの知るリオンの好みで選んだまでなんだが。


 オレはその勘を頼りに、焼き菓子を彼女に差し出した。それを受け取った彼女の瞳が瞬く。


「これ、いつものお店の新作?」

「類さん、よくこれ手に入りましたね」


 エマの言葉から察するに、これは彼女が準備していたものではないらしい。ということは、ルイが準備していたものなんだろう。三つあったところを考えるに、たぶんリクとエマの分も入っていたのだろうが、彼が意図したものをリオンに渡せたんだろうか。


 緊張しつつも、彼女の反応を伺えば、彼女の顔に満面の笑みが浮かぶ。


「私が食べたいって言ったの、覚えててくれたんだね」

「あ、ああ……」


 どうやら正解のものを渡せたらしいと、ホッと胸を撫で下ろす。そんなオレに対し、ルイが予想していたとおり、リクとエマも続く。


 エマに得体の知れないものを渡すのもどうかと思い、彼女には飴、リクには申し訳ないが謎の物体を渡した。


「あ、これ扇子飴の秋限定のじゃないですか」

「恵茉()()が季節ごとに買いに行ってるヤツ?」

「そうそう。今月は何かと忙しくてまだ行けてなかったし、桔梗柄のは初めて見たから得した気分」


 エマの反応を見るからに、ただの飴だと思ったものも何か価値のあるもので、彼女用だったらしい。これなら、全部意図したところへ渡ったはずだ。だが、何故かリクが不満げに言った。


「ちょ、類。オレだけミロルチョコって、扱い酷くない!?」

「……知らん」


 事実オレは知らない。リクの反応を見るからに、恐らくそんな凝ったものではないんだろう。というか、オレが知らないということを知ってるのに、聞かないでほしい。そう目で訴えたら、彼はちらりと舌を見せて悪戯っぽく笑った。人をおちょくる性格は変わっててほしいとこだったが、そう上手くは行かないようだ。


 そんなこんなで、ハロウィンの祭り会場に入る前にお菓子はなくなってしまった。それに一抹の不安を覚えつつも、リオンに手を引かれるまま、オレは会場となっている広場に足を踏み入れた。


 以前、オレが元の世界で経験したものは、賑やかではあっても、どこか厳かさの抜けないものだった。しかし、どうもここのはそうじゃないらしい。


 どこもかしこも、音と人溢れかえる広場。辺りを色とりどりの不思議な灯が照らしていて、少し眩しいくらいだ。それらに驚いているうちに、気付けば先を行くリオンとエマの少し後ろを、リクと二人でついて歩く形になっていた。


 生まれ変わっても、二人の仲の良さは相変わらずらしい。並ぶ屋台に次々興味を持っては、楽しそうにはしゃいでいる。そんな二人を眺めつつ隣を見やれば、リクも嬉しそうに微笑んでいた。


 その目線は二人……というよりも、エマに向けられているように感じたところで、彼女がリクを呼び捨てにしていたことを思い出した。従兄弟であるはずのルイには畏まった様子が見られるのに、オレと同い年だというリクにはそれがなかった。


 それらに、一つの可能性を見出しかけたときだった。リクの顔が初めて不愉快げに歪む。その視線の先を辿れば、リオンとエマをジロジロと下卑た目で見ながら声をかける見知らぬ二人の男がいた。


「君たち可愛いねー。二人で遊びに来た感じ?」

「オレたちも二人なんだけど、一緒に遊ばない?」


 人の楽しむものがそう変わらないのと同時に、ろくでもないことを考える人間がいるのもそう変わらないらしいと、遅まきながらオレは把握した。少し開いた距離を詰めるために、人混みを避けてリクと二人で彼女たちの元に向かう。


「え、えっと……」

「生憎だけど連れがいるので一緒には遊びません」


 白い翼の飾りの影にリオンを隠しながら、エマが毅然とした態度で返す。だが、それを本気と取っていないのか、男達はわざとらしく額に手を翳し、辺りを見回しながら言った。


「えー、どこに?」

「ここにいるけど?」


 そう言ったのは、先に辿り着いたリクだ。冷めた目で笑みを消した彼が、敵意を剥き出しにしている。そんな彼の反応を見て、少なくても丁寧に応対する必要のない相手だと把握したオレも、彼の隣に立つ。


「二人に何か用か?」


 ほんの少し殺気を込めれば、リクのときとは違い、男二人の口から『ひっ』と小さな悲鳴が上がる。その反応におや?と思う間もなく、男が口を開く。


「いや、別に用ってほどじゃ……」

「い、行こうぜ」


 そう言うが早いか、何やら怯えた様子で男達は逃げるように去って行った。それに首を傾げていると、リクはオレの肩を叩いて小声で言った。


「一般人に本物の殺気向けるのはやめようね。今のお前、格好も相まってかなーり怖いから」

「お前だって本気で怒ってただろ」

「本気でも殺気までは向けてないから。それに今のオレが凄んでも、所詮悪魔のコスプレだけで得物とかも持ってないしねぇ……」


 リクの言葉に、オレは自分の腕の中にある刃の潰れた大鎌を見上げる。鈍器にはなっても、大した殺傷力になるとは思えないが、それでも怖いものなのか、と拍子抜けする。


 そんな中で、トンと背中にぶつかる感触が衣装ごしに伝わる。その気配が誰かなんて、振り返るまでもない。衣装を握る彼女の手が微かに震えていることに、体が強張る。彼女までも怖がらせてしまった可能性に行き着いたオレに、微かに震えを帯びた声が告げた。


「類、ありがと。ちょっと怖かったから助かった」

「……いや、別に大したことはしてない」

「十分大したことだった気がするけど……。あそこまで怒った類さんを見たの、私初めてな気がするし」


 どうやらオレが殺気を放ったのを、二人は怒ったと解釈したらしい。オレに対する恐怖はなさげな二人に、ホッと胸を撫で下ろす。そんなオレの肩を軽く叩くと、リクはややおどけた様子で言った。


「二人ともオレへの感謝はなしなの?」

「陸先輩もありがとうございます」

「感謝はしてるけど、類さんのに比べると威力が劣るというか……」

「恵茉、そういうこと言う? 終いにはオレ泣くよ?」

「冗談よ。ありがとう」


 微笑みやりとりを交わすリクとエマを見て、やっぱりオレの知る二人と少し違うんだなと確信する。動じた様子のないリオンを見る限り、普通のことらしい。


 そんな中、祭りを回るのを再開し、見たこともない色の氷菓子などを食べたり、光を使った綺麗な夜空の景色を四人で楽しんだ。平和で血なまぐさいことのない美しい世界は、理想の世界に思えた。


 そう思えたからこそ、ルイの代わりに楽しみながらも、ここはオレの居場所じゃない、ということも強く実感した。


 見たことも聞いたこともないたくさんのもの、違い過ぎる文明と価値観。似てはいてもオレの知る三人とは違う三人。


 どれも当然の話だ。ここはルイのいるべき場所で、オレがいるべき場所じゃない。オレの居場所はこの世界にない。その事実に今更ながら心細さを感じ、無性に元の世界の三人に会いたくなった。


 そんなことを感じつつ時はあっという間に過ぎ去り、祭りが終わる。その後は予め相談していたとおり、彼女らを送り届けた後リクの家で合流することになった。リクはエマを、オレはリオンを送り届けるため二手に別れる。


 記憶した地図をなぞりながら、柱につけられた白い不思議な灯の下を二人で歩く。その途中で、リオンが寄り道をしたいと言い出した。断る理由も思いつかず、彼女に手を引かれるままそれに応じる。


 そうして辿り着いたのは、並木に囲まれた公園と思しき場所。遊具らしきものはあるが、満月が宵闇に輝く時分、子どもの姿はなかった。


 そんな中、彼女はまっすぐベンチへ向かい進む。そこに腰かけた彼女に倣い、隣に腰かけたところで、ようやく置かれた状況を把握した。


 色恋に疎いとは言え、さすがに騎士団の連中の話を全く聞いていなかった訳ではない。暗くて人気のない場所で二人きり、中身はともかく恋人同士。ともなれば、彼女が何を意図してここへ来たがったのか、さすがのオレでも何となく察しがついた。ついたが、座ってしまった現状で気付いても、時既に遅しだった。


 オレの衣装の裾を握り、彼女はオレを上目遣いに見つめて問いかけた。


「ねぇ、類。キスしてって言ったらしてくれる?」

「えっ!?」


 ある程度の予想はしていたが、まさかここまで直球でぶつけられるとは思わず、顔に熱が集まるのを止められない。


 この世界のオレは彼女にキスをねだられたら平然としていたのか否か。恐らくリクだって把握はしていないであろうことをグルグルと考えて、言葉に詰まる。そんなオレを見て、彼女は不安げにするでもなく、クスリと小さく笑って言った。


「やっぱり。あなた、類じゃないよね?」


 彼女の言葉にギクリと体が強張る。元々彼女を騙していることへの罪悪感もあり、肯定したらいいのか謝ればいいのか、判断がつかない。混乱を極めるオレに彼女は怒るでもなく、人さし指を口元に当てて考え込みながら言った。


「類によく似てるけど、類じゃない。もしかしてだけど……ルイス、だったりする?」

「お前、わかるのか?」


 つい本音が出て、慌てて口を押さえるも、ばっちり聞かれて後の祭りだ。焦るオレに彼女はふわりと微笑んで言った。


「好きな人のことだもん、何となくでもわかるよ」


 彼女の言葉に頬に熱が集まる。好きな人というのは、オレのことじゃない。それでもリオンと同じ顔と声で言われれば、心が勝手に浮き足立った。


「ルイスも類もすごく似てるけど、私が好きになったのは類だから」


 そう、彼女が見ているのはオレではなく、ルイ。そして、そのルイとの違いにリックが気付いたように、彼女も気付いた。ただそれだけの話だ。わかっていても、ほんの少し気持ちが沈む。だが、露呈した以上、オレには伝えなければならない言葉がある。詰られることを覚悟の上で、彼女に頭を下げてオレはそれを口にした。


「騙して、悪かった」

「ううん。類の代わりに約束を果たそうとしてくれた、んだよね?」


 本当にここぞとばかりに勘がいいなと思いつつ、頷き返す。それに対し、彼女はほんの少し寂しげな声で言った。


「ならいいよ。ちなみにルイスはいつのルイスなの?」


 オレの罪悪感などどこ吹く風とばかりに覗き込む彼女の中に、オレの知るリオンを見つけて少しだけ気が緩む。


祝祭(フェストゥス)の直後、だな」

「祝祭……。もしかしてあのとき、かな……?」

「覚えてるのか?」


 夢で見ているらしいとリクは言っていたが、夢なんて記憶以上に曖昧なものを覚えてるものなんだろうか。そんなことを思いつつ問いかけたオレに、彼女は苦笑しながら言った。


「夢で見た分だけ、うっすらと、だけどね。でもそれなら、向こうに帰ったら早く起きてあげてね? 前世の私、すごーく心配してたんだから」

「ああ、わかった。約束す、る……」

「ルイス?」


 オレの名を呼ぶ彼女の声が、急に霞がかったように遠のいていく。それと共に意識すらもおぼつかなくなり、体が傾くのを止められない。体格差を考えたら、彼女に寄りかかるのは得策じゃないとわかっていても、体が思うように動かない。


「悪い、急に……眠気が……」

「きっともう時間なんだと思う。時間が来る前にちゃんと話せてよかった。今日は類の代わりにありがとう。前世の私のこと、よろしくね、ルイス」


 そう言って笑った彼女に返事をしたかったが、それを言葉にできないままオレの意識は遠のいていった。


 そうして次に目覚めたオレが見たのは、朝日の中、涙を目一杯に溜めたリオン。リクから無事だとは聞いたものの、聞くのと見るのはまた別で、心の底からホッとした。


「無事で、よかった……」


 全身はどこもかしこも痛いし、熱いし、怠いし、起きているのすら正直辛かった。それでもそれは、オレの本心から出た言葉だった。


 まぁ、彼女からは『こっちの台詞だ、バカ』と怒られ、泣かれたが。それでも、涙を流しつつも微笑む彼女を見て、帰って来れてよかったとそう思った。そうして、茶色ではなく、見慣れた深い赤の瞳を見て帰ってきたことを実感しつつ、オレは再び眠りに落ちていったのだった。


挿絵(By みてみん)

おまけとしてあと1話あるので、もしよかったらそちらもお付き合いいただけたら幸いです<(_ _*)>

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