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月夢~番外編~  作者: 桜羽 藍里
【キャラ情報・単語設定】
1/31

キャラ一覧表

◎ メインキャラクター ◎

【リオン=レスターシャ(16歳→21歳)】

本作主人公。月神の寵愛を受け、満月の夜に生まれたと言われる月巫女。

月神に祈りを捧げることで、奇跡を起こすことができる力に長けており、国のために祈りを捧げている。

喜怒哀楽が顔に出やすい直情型で、好奇心旺盛な天然箱入りお転婆娘。生まれてすぐに神殿に入ったため、神殿の外については最低限の知識を除いて知らない。

諸事情により、一部の一般常識が欠けている。

戸籍上はレスターシャ公爵家の養女で、公爵家の庇護下にある。

また、月巫女は国王に匹敵する地位であり、相応の権力も有している。

目の色:瑠璃色、髪色:青藍色



【ルイス=クリフェード(20歳→21歳→?)】

本作の準主人公で、リオンの護衛騎士を務める神殿騎士の一人。月巫女護衛を担うクリフェード隊の隊長。

性格は生真面目な優等生タイプ。他人の機微に聡いが、自分のことや恋愛、乙女心と言った類いのものに関しては超鈍感で奥手なヘタレ。

リオンやリック、グレンに振り回されやすい苦労人。

剣の才能に長けていて、その実力は騎士団長に次ぐ。

何かとリオンの知らない事情に詳しい節があるが、それに関してはなかなか語ろうとしない。

目の色:翠緑色、髪色:鳶色




◎ サブキャラクター ◎

【エマ=カラーナ(18歳】

リオンの侍女を務める巫女。元々はカラーナ伯爵家の長女。

レスターシャ公爵の依頼により、10歳になった年に生家を出て、月巫女付き侍女を兼任する巫女として神殿に入った。

性格は社交的でしっかりしている方だが、存外そそっかしく、ドジっ子な側面もある。

リオンにとって姉のような存在でもあり、唯一の親友。好きな人がいる。

目の色:琥珀色、髪色:濡れ羽色




【リック=ディオス(20歳→21歳)】

ルイスと共にリオンの護衛騎士を担う神殿騎士の一人。クリフェード隊の副官。

言動は軽薄そうだが、性格は明朗実直。柔軟な思考で周囲を支える一方、必要とあらば厳しく諭すこともある。

ルイスとは10歳で騎士団に入団して以来の付き合いで、同期の相部屋ということもあり、気の置けない仲。

ルイスの鍛錬に昔から付き合ってることもあり、ルイスに及ばないものの、気配察知含め、戦闘能力はそこそこ高め。頭脳戦などルイスが不得手な分野が得意。

目の色:碧色、髪色:ゴールデンブロンド(金髪)




【グレン=ヤヌス(35歳→36歳)】

オストの騎士団長を務める神殿騎士で、ヤヌス侯爵家の次期当主。二つ名は『(くれない)指揮者(コンダクター)

性格は、温厚で情に厚く、茶目っ気ある反面、団長として冷徹な言動を取ることも。口八丁でやや計算高い狸な面もある。必要とあらば自ら率先して動くタイプ。

普段は団長としての机仕事や神殿側との折衝に尽力しているが、剣の腕は団内一。キレると容赦がない。

役職柄、神官長や副神官長と衝突しやすい。また、ルイスのことを何かと気にかけている。

甘いお菓子と珈琲が好き。珈琲に関しては息抜きと称して手ずから入れて部下にも振る舞うくらいには好き。

目の色:深紅色、髪色:漆黒



【グレッグ=サンチェス(15歳)】

途中から護衛騎士として、クリフェード隊に配属された新人の神殿騎士。

人懐っこい面もあるものの、年相応の無鉄砲さもあり、上官のルイスやリックに感情的にものを言っては衝突しがち。

考え方としては騎士のそれよりも神官寄り。

剣の腕は元いた隊の隊長と互角に渡り合える程度にはある。

血縁者は全員他界。母親代わりだった姉の形見のイヤリング(クンツァイト)を身につけている。

目の色:紫紺色、髪色:胡桃色



【マールス=サリヴァン(25歳)】

オストの北に位置するヴォラスの軍人。階級は少佐で、中隊の指揮官。二つ名は『緑の殺戮者(ブラッディキラー)

ただ一人例外――セレーナを除き、敵味方問わずに冷酷無比。唯一のためならば、自分を含む誰を犠牲にすることも厭わない。剣の腕はグレンと同等。

目の色:榛色、髪色:深緑色



【セレーナ=デル=サルト(22歳)】

オストに亡命してきた、ヴォラスを守護する大地神の寵愛を受ける地の巫女。

サルト伯爵家の次女ではあるが、元は伯爵に拾われた身で、本名はサラ。現在では、その本名は愛称になっている。

勝ち気な性格で、斜に構えた物言いをしがちだが、心を許した相手に対しては思いやり深い面もある。

大地神の力により、大地の記憶と天上の知識を閲覧することができる。

能力使用時は、瞳が漆黒に変わる。

目の色:紅色、髪色:白髪



【ライル=フローレス(??)】

ルイスとリックの前にリオンの護衛騎士を務めていた騎士。

騎士団に残る報告書を除き、彼を覚えている者はおらず、その詳細は不明となっている人物。



◎ その他 ◎

<騎士団関係者>

【ハージェス=ネルソン(30歳)】

ネルソン隊の隊長。何かにつけてルイスに勝負を挑みたがる戦闘狂でプライドの塊な騎士。

目の色:菫色、髪色:黒茶色



【ハリー=オルコット(20歳)】

オルコット隊の隊長を務める神殿騎士。

人懐っこい人柄で強かな面もあるが、勤勉で努力家。

隊長になる前はハワード隊に所属していた関係で、ルイスとリックは彼にとっての先輩で、仲がいい。

ハワード隊の隊長だったダニエル、副官のルイス、その次点だったリックが抜けたあとの隊がオルコット隊の主体。

目の色:柳色、髪色:飴色



【アイザック=スミス(25歳)】

スミス隊の隊長を務める神殿騎士。

実力主義者で、年功序列などを気にしない豪胆快活な性格から部下に慕われている。

同じ隊に所属したことはないものの、ルイスの腕前を買っており、ちょくちょく訓練に付き合わせたりしている。

目の色:山吹色、髪色:雀茶色



【テオ=ローレンス(40歳)】

ローレンス隊の隊長を務める神殿騎士。

普段は冷静沈着なものの、グレンが絡む場合は案外短気。

隊長クラスの騎士の中では一番の古株で、グレンが騎士団長に就任する際、どちらが団長になるか競った人物。

大事な局面においては、グレンの右腕兼ブレーンとして頼られている。

目の色:天色、髪色:銀髪



<神殿関係者>

【クリフ=モルガン(70歳)】

神官長を務める老神官。神殿におけるあらゆる事柄を取り仕切っている人物。

神殿の基盤とも言える聖典の決まりや規則に厳しく、リオンやグレンに対し説教や小言が多い。

リオンにとっては物心ついた頃から接している数少ない人物で、祖父のような存在。

目の色:黒檀色、髪色:白髪



【アルバート=ロウ(60歳)】

副神官長を務めている老神官。神官長であるクリフの補佐を担っている。

性格は神経質かつ盲目的なところがあり、リオンの反発に対し不快感を示すことも。

目の色:藍鼠色、髪色:ロマンスグレー(白髪交じりの黒髪)




【ミリー=クラーク(26歳)】

神殿に務めている巫女の一人。

目の色:萌黄色、髪の色:蜂蜜色




【トラヴィス=パチル(65歳)】

神殿の医務室で働く老医官。元は医務室を統括する医官長だったが、現在は医官長の実務は後任に引き継ぎ、自身は後輩の育成や実務に専念している。

腕前は国内でも五指に入る。

目の色:鈍色、髪色:白髪




<王宮関係者>

【ルーカス=オステシオ=レスターシャ(45歳)】

オストの現国王であり、レスターシャ公爵の実兄。

レスターシャ公爵家の養女でもあるリオンとは、神殿での式典等を除きあまり面識がない。

目の色:菫色、髪色:プラチナブロンド(金髪)



【ダニエル=ハワード(30歳)】

王宮を守護する近衛騎士。階級は隊長で、周囲からは筆頭近衛騎士と呼ばれている。主な任務は国王陛下の護衛。

多少強引な面もあるが、気さくで面倒見がいい人物。

近衛騎士として登城するまではハワード隊として隊を指揮していて、ルイスは副隊長、リックは隊員として彼の下にいた。

※ それぞれの昇任時期は同じ。

目の色:空色、髪色:赤茶色



【カイン=レスターシャ(40歳)】

王弟公爵で、リオンの養父。

独身ながら孤児だと伝え聞いた5歳のリオンを養女として迎え、エマに侍女として神殿に入ることを依頼した人物。

普段は神殿の外に住み、実兄である国王の右腕として王宮に務めている。

王位継承権はすでに放棄済みだが、王弟という立場上、発言の影響力は大きい。

目の色:菫色。髪色;灰青色



<ヴォラス関係者>

【クライヴ=ランドルフ(23歳)】

ヴォラスの軍人。階級は中尉で小隊長を務めている。

副官に対しては気安い態度を見せるものの、その他の人間に対しては、例え部下であれど無慈悲で残虐。

目の色:朱色、髪色:黒髪



【シルヴェスター=グラント(23歳)】

ヴォラスの軍人。階級は少尉でクライヴの副官。

冷静に物事を見極め、クライヴに遠慮なく物を申しながら、彼の補佐をしている。

愛称はスライ(彼をそう呼ぶのはクライヴのみ)

目の色:緋色、髪色;白髪




<その他>

【モール】

リオンを狙って神殿に侵入した賊。左目は古い大きな斬り傷があり、見えない。

目の色:暗褐色、髪色:黒髪



【カーティス=テイラー(38歳)】

神殿の外でリオンとルイスが出会った一般人

リオンの両親と個人的に親交があった人物で、リオンの出自、神殿に行くまでのおおよその経緯を知る数少ない人間。

目の色:小豆色、髪色:砂色



【イーサン=ヤヌス(62歳)】

グレンの父親で、現ヤヌス侯爵家の当主。

厳格な人物ではあるものの、亡くなった娘の私物を大事に保管するなど家族思いな面もある。

娘の忘れ形見との接し方に悩んでいたらしい。

目の色:深紅色、髪色:白髪交じりの蝋色



【ライル=フローレス(故人?)】

リオンの実父。

海辺の村で唯一の医者を務めていた。嵐の夜に落雷で亡くなったと考えられているが、遺体を見た者はいない。

前任の護衛騎士だったライル=フローレスとの関係は不明。




【アンナ=フローレス(故人)】

リオンの実母。

体が弱く、お産に耐えられるかも危ぶまれていた。

目の色:空色、髪色:青藍色



【フォルティス=クリフェード(故人)】

ルイスの実父。

生前はもう一つの隣国であるノトスとの国境を守る辺境伯を務めていた。

生前はグレンと付き合いもあり、辺境伯になる前は、ルイス同様、神殿を守る騎士だった。

目の色:菫青色、髪色:鳶色



【セシリア=クリフェード(故人)】

ルイスの実母。

巫女として神殿にいた頃、フォルティスに出会った。

当時婚約者がいたものの、半ば駆け落ち同然で彼の家に嫁いだ。

それにより、実家(特に父親)とは勘当状態のまま最期を迎えた。弟とは駆け落ち後も付き合いがあった。

目の色:翠緑色、髪色:蝋色







◎ 本編ラストまでのネタバレ ◎

【リオン】

本当の名前はリオン=フローレス。ライル=フローレスとアンナ=フローレスの一人娘で元々は平民。

忘却水で記憶のない前任の護衛騎士ライル=フローレスとは、実の父親だと気付かずに接していた。

エマとの出会い、ライルを通してルイスやリックたちと交流を持つまでは、それまでの生活のためか、人形のように感情の起伏がなかった。

(詳細は『始まりの物語』にて)


最後の戦いの最中、エマの死を匂わせたアルバートに対し激怒した折、月巫女としての本来の力を覚醒させた。

力を発現させた際、目の色と髪の毛先の一部が銀色に輝き、全身から銀色の光を放つ。

セレーナから、髪色が変わるほどの力の発現は寿命を縮めること、月巫女の力は20歳(成人)を迎えたり処女でなくなって弱まることはあっても、死ぬまで力そのものはなくならないことを教えられる。

20歳の誕生日の際、月巫女の任を終え神殿を出たあと、レスターシャ公爵以外に何も告げずに姿を消し、小さな街の修道院の手伝いをしながら平民として生きていた。

ラスト時点では、彼女より年下で頑固な護衛が付いているらしい。



【ルイス】

本当の名前はルイス=クリフェード=ヤヌス。辺境伯だった実の両親を六歳の誕生日にモールに殺された後、母方の叔父でもあったグレン=ヤヌスに引き取られた。

(詳細は『赤い月の記憶と秘密の誓い』にて)

両親を殺されて以来、夢に見ては熱を出すことを繰り返したためか、具合が悪いときに精神的な許容量を超える事態に遭遇すると知恵熱を出す体質になった。

また、熱を繰り返していた折、見るに見かねたグレンの手で忘却水を飲まされ、9歳になるまでそれまでの記憶のほとんどを失っていた。

セカンドネームまでしか名乗らないのは、グレンの息子だと露呈すると面倒が多いからとのことだが……。

(詳細は『騎士になったもう一つの理由』にて)

ライル=フローレスの助力を受け、どうにかこうにかリオンと再会に至る(26歳)



【エマ】

先代の死後、名乗り出てこそいないものの、現在空席となっている先見の巫女。

オストにて月神の対となる神として崇められている太陽神の寵愛を受けている。

夢で未来を視ることができるが、視る夢を選ぶことはできず、本人にその力のコントロールはできない。

先見の夢を視ている最中、もしくはその力を発動している最中、瞳の色が金色に変わる。

グレンとはルイスたちと知り合う前からの付き合いで、年齢差に悩みつつも片想いをしていた。

五年後の時点では侯爵家を継いだグレンと結婚し、現在懐妊中かつ実家に里戻りしている(23歳)



【グレン】

姉夫婦の死後、二人の忘れ形見でもあるルイスを引き取り、義父となった人物。

幼かったルイスが苦しむのを見るに見かね、忘却水を飲ませたらしい。

ライルがリオンの父だと知りながら騎士団に引き入れ、彼をリオンの護衛騎士に任じた。

ライルとは友人関係で、リックを通りして密かに彼を逃がすことも考えていたが、忘却水の影響でしばらく記憶を失っていた。

(詳細は『始まりの物語』にて)

年齢差や立場の関係上、本人は隠しているものの、エマの事が好きで、彼女のことになると普段の冷静さを失いがち。

五年後の時点では、騎士団長の後任をリックに任せ、自身は侯爵家を継いで領地経営をしている(40歳)



【リック】

リオンとルイスの悲劇を回避するため、月神によって死産になるところだったのを月魄を与えられ生きながらえた。

そのため、リオンとルイス――特にルイスの死の回避のために影ながら尽力していた。

並行世界を渡る月神の記憶の一部と天上の知識を有している関係で、忘却水が体質的に効かない。

実家は薬師を営んでいるものの、幼い頃から有していた記憶の関係で、親に忘却水を飲まされた過去がある。

(詳細は『始まりの物語』、『月神の使者と新月の白雨』にて)

セレーナとの初対面時、その存在の在り方を揶揄して『月神の使者』と呼ばれた。

五年後の時点では、グレンの後任として騎士団長になった。五年後の二人の約束の日、最後の戦いの場となった丘へ遅れてやってきて、リオンとルイスに自身の真実を明かした。



【グレッグ】

両親を早くに亡くし、唯一残った肉親でもあった姉をモールによって殺された。

その際に、遠征でやってきたルイスとリックに出会った。

孤児としてやってきた神殿で、アルバートに引き取られた関係で、彼の計画に加担するようになる。

最後の戦いでは、義父のアルバートさえも亡くした中、憧れでもあったルイスに殺されるために戦いを挑む。

一度は自ら死を選ぼうとしたものの、ルイスとリックに諭され、命を永らえた。

その後は、自らの罪と向き合うべく、地下牢へと入った。



【マールス】

最後の戦いで、ルイスとリックを相手に敗北。

その後、気が緩んだ瞬間、リオンを亡き者にしようとして、三眼銃を放つも、リオンではなくルイスに命中し、彼が行方不明となる原因となった。

戦いの後は捕虜となり、地下牢に捕らえられている。



【セレーナ】

リオンが神殿を出る際、巫女の力に関する秘密を打ち明ける。

そして、記憶を取り戻したリオンへ、ルイスを襲った武器を作ったことに対する後悔を打ち明け、彼の無事を祈っていると告げると共に、次に再会したときに仇としてではなく友として会えることを願っていると言って別れた。



【ライル】

リオンの実の父親であり、グレンの親友。カーティスと同い年で、村に住んでいた頃は友人関係だった。

海辺の村に住んでいた頃は村唯一の医者として慕われていた。グレンに誘われる形で神殿騎士になった。

事件以前はルイスやリックとも仲がよく、護衛騎士になる以前は、ルイスを副官として隊を指揮していたこともある。

(詳細は『始まりの物語』にて)

ずっと行方知れずだったが、リックの手で神殿から出奔した後は、オストとノトスの中間の海域にある無人島に隠れ住んでいた。

生還したルイスにより、その生存を伝えられた(本編時点では38歳→ラスト時点で43歳)

目の色:瑠璃色、髪色:栗色



【クリフ】

実は前任の神官長を殺害した過去がある。それをアルバートと共にもみ消し、神官長となった。

アルバートがリオンの親を殺したことも薄々感じ取りつつ、黙っていた。

また、エマが先見の巫女であることも気付いていたものの、先代の先見と交わした約束(次代の先見を座に縛り付けないでほしい)故にアルバートを含め誰にも彼女の能力も正体も明かしてこなかった。

アルバートが裏で月巫女暗殺を進めていたことを知り、彼を止めるためにグレッグと共に神殿を出る。最後の戦いの後は、夕顔の塔に自ら入った。

アルバートの命令で動いていたグレッグに、今度こそ救いの手を差し伸べるため、罪の一部を自身が関与したと証言し背負おうとする。

その際、グレンに過去の真実と引き換えに、自身の虚言の黙認とグレッグの後を頼んでいた。

リオンが神殿を去る頃には床に臥せり、起きている時間が短い状態だった。



【アルバート】

ヴォラスと結託し、オストの代わりにリオンの命を差し出そうと計画していた張本人であり、リオンの母親を殺した張本人でもある。

孤児となり神殿にやってきたグレッグを自身の養子として引き取り、駒として育てた。

最後の戦いにおいて、マールスの毒の剣を腹に受け、居合わせたグレンに国の守護を頼み、彼の他、エマ、クリフ、グレッグの前で静かに息を引き取った。



【ミリー】

ヴォラスによる神殿襲撃後、医務室で傷付いた騎士のために祈るリオンを手伝うべく、他の神官や巫女と共にやってきた巫女。

リオンとルイスが神殿を抜け出した際、ルイスに月巫女誘拐疑惑が浮上しざわつく中でも二人を信じ、戸惑う神職者たちをまとめあげた功績もあり、クリフ、アルバートがいなくなった後の新体制下で初の女性神官長になった。



【モール】

ルイスの両親とグレッグの姉を殺した人物で、彼らにとっての仇。

地下牢に捕らえられたあと、グレッグによって他の仲間同様殺された。

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