フラグが私を求めてやってきた。
ブックマークしてくださった方、あの本当ありがとうございます。( ,,・ิω・ิ,, )
何この数字っ!?ってなりました。
今回もちょっと長めです。
皆様、こんにちは。
本日のニュースをお伝え致します。
つい先日、藤堂棗お嬢様が生誕6年をお迎えになられました。おめでとうございます。
そして本日、旦那様のご友人のハンネス=ライモンド様とそのご子息であられるテオドリヒ=ライモンド様が日本にご来日され、夕方ごろには藤堂家にいらっしゃるでしょう。本日の夕食時にでも棗お嬢様と同い年のテオドリヒ様がご対面されることと思われます。
以上、本日のニュースを棗お嬢様のしもべ妖精(脳内キャラクター)がお送りしました。
はぁ・・・一言だけ声を大にして言わせてほしい。
「マジかっ!!」
あ、やべ。思ったより結構大きな声出してた・・・・。
はっ!誰か来る!!
――コンコンッ
「失礼しますお嬢様。今、何か大きな声が聞こえましたがいかがなされましたか?」
ドアを開けて、執事の孝人が怪訝な顔で聞いてくる。
が、それに対して私は
「おおきなこえ?私ここでえほん、よんでるよ?お父様じゃないの?」
「そうですか、私の勘違いだったようですね。失礼いたしました」
「はーい」
はぁ・・セーフ?かな?読んでいるフリをしていた絵本をおろして息を吐く。
そんでごめんよお父様。でも、お父様はときどきお母様に大声で聞いてるこっちが恥ずかしくなるフレーズを口にするから別に変じゃないんだよ。許しておくれ。
「んで、どうしてここで隠しキャラが来るんだよ・・」
説明しよう!!乙女ゲーム「君と僕の関係」には、初め攻略対象が5人いるが5人すべて攻略すると隠しキャラという攻略対象が現れるのだ!!お察しの通り、隠しキャラはテオドリヒ=ライモンドである。ちなみにというか、隠しキャラである彼は舞台高校に留学という設定のため高校二年から三年の一年間しかいない。つまり、それまでに攻略してエンディングに彼が「また会いに来るから・・」というコメントが返ってくればクリアなのである。
もう一度言わせてくれ・・・。
どうしてこうなった!!いや、考えてなかった私が悪いのか・・
だが、言い訳させてほしい。
乙女ゲームにあまり興味がないまま従妹がプレイしているのを見ていただけなので、正直攻略対象の顔とか名前とか忘れている。今日もテオドリヒ=ライモンドという名前を聞いて、どっかで聞いたなぁ・・と流しかけ、同い年という情報を耳にして思い出したのである。従妹がうたた寝しかけていた私をばしばし叩いて
「見てよ!この人、隠しキャラだって!テオドリヒ=ライモンド様!!はぁっ……カッコいい~!王子様みたい!!テオ様ぁ~!」
「ちょ、痛い・・・」
「うわぁ、しかもドイツ人の御曹司だって!!やばぁい!」
この後、確か従妹に叩かれないよう距離を置いて寝た。そんで、起きたらいつの間にかエンディングシーンで金髪碧眼のキャラがそのコメントをしていたのだ。従妹曰く「7周目でクリア・・・」と力尽きていた。
うぅむ。どうしようか、まさか隠しキャラとお父様の友人の息子という形でかかわるとは思わなかったよ。んー、確か今日の夕食の際に会うのよね・・・。お母様にも仲良くしなさいと言われそうだわ、これ。
まぁ、ゲームはゲームだし。同い年ならまだ子供だから仲良くできるなら仲良くしとこうかなぁ・・・・。
その考えは、どうやら甘かったようだと夕食時に判明される。
※※※
夕食前にお母様に呼び出されて、部屋へ向かうと
「お母様がいないの?」
「そうなのよ、だけどテオ君には優しく仲良くしなさい」
「はい、お母様」
そう言って、自分の部屋へ向かいながら考える。
んー、マジでどうしよう。ほとんど寝てたから記憶ないなぁ。テオドリヒの家族構成とか詳細設定とか多分従妹だったら知ってたろうな。
んー、会ってからどう接するか考えよ・・。
結局、後回しにする棗であった。
ちなみに弥生が廊下を歩きながら考え事をする棗お嬢様を見ていて、また何かいたずらでも考えているのだろうかと失礼なことを思っていたが、棗は気づかなかった。
そして、夕食時のご対面。
「はじめまして、小さなお嬢さん。私は君のお父さんの友達でハンネス=ライモンドだ。こっちは私の息子のテオドリヒ。ここにいる間、仲良くしてやってくれ」
「はじめまして、藤堂 棗と言います。どうぞよろしくお願いします」
と、ニッコリ笑顔で6歳児らしい挨拶をした。アレク父様には、頭を撫でられた。ふふん
「おい、ブス。俺はよろしくしないからな」
はあぁん?今、なんていったクソガキ?その喧嘩言い値で買おうか?あぁん?
土日はちょっと更新できません。
読んでくださりありがとうございます。( ͡° ͜ʖ ͡°)




