そうきたよ
まだ短いです。
少しずつ、長くしていきます。
ブックマークありがとうございます( ;∀;)
「君と僕の関係」
という乙女ゲームが私の前世で流行っていたのよね。
乙女ゲームをやったことがある人なら察して欲しいわ・・・いわゆる一人の女の子と複数の男子の中で恋愛するとかかんとか・・・。
で、私が聞き覚えがあった藤堂 棗も登場人物のキャラクターであり、悪役もといお邪魔虫的な存在。
正直に言おう。
私はあまり乙女ゲームを経験することがなかった。
正直、牧場とか生産系のゲームをまったりするタイプ。悪役令嬢ものの小説を読むこともあったけど、あれとは違うわねぇ。
そんな私がなぜ知っているかというと、年下の従妹のせいとも言えるわ。
イラストが綺麗でキャーキャー言っている従妹は小学高学年であって、マセガキよ。ちなみに親に買ってもらうときは私をネタに使う。一緒にやると言われて無理矢理付き合わされる。
でも、藤堂 棗かぁ~棗ねぇ~。
今、言葉が喋れたら私は「いやっふぅ―――!!」
と言っていたわ。
実際に口に出たのは「あーーー」であるけれど・・・。
藤堂 棗は私的に一番好ましいキャラである。
彼女は外見こそ中の上といったとこではあるが、中身は完璧な心優しいお嬢様であるのよ。悪役なのにね!
でも、そんな彼女でも好きな婚約者をとられて嫉妬して心優しいお嬢様から手段を選ばずヒロインをいじめ倒すお嬢様になっちゃうのよねぇ~。そんで、最後に婚約破棄をされるんだけど、これが酷いことに少しコンプレックスであった顔の綺麗さを言われるとかねぇ・・。
全く、棗は男を見る目がないね!!
女は顔じゃないわよ!たぶん・・・。
なんてことを色々考えながら、乳母の人に抱かれている私。
今の目標はハイハイからの立つことね。
あとは、無心にならなくちゃ・・・。いやね、これでも前世では20歳超えてましたの。恥ずかしいという気持ちが少しはあるのよ。あと、赤ん坊の時に脳みそ使いすぎると後々が怖いかなぁと思ったのもあるわね・・。
・・・・・・・・・・・・。
やっぱり、お嬢様口調は慣れないわ。
読んで下さり感謝です(´◉◞౪◟◉)