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悪役令嬢?何それ、美味しそう  作者: 藍川 潤
13/26

犬を飼うことにしました

先週投稿できずにすみません

今回大分短いです。

明日にでも続きを投稿できるように頑張ります(ง •౪•)ว



ふむ、と思いながら私は怪我人をじろじろ見た。あいにく、喧嘩を売るような人間に払う礼儀などはその辺にポイッと捨てたよ。


んー、やっぱり思ったとおり美形だ。イケメンだ。野性味溢れるイケメンだな。高校生くらいかな・・?前世の私より年下だろうとは思うが、目が据わってるというか・・・気を抜くと手をかまれそうだなぁって思った。


「棗ちゃん、この子の名前は千歳くんよ」

「はじめまして、千歳さん。藤堂 棗といいます」

「どうも、お嬢ちゃん」

「それで千歳さんは、なぜあそこで倒れていたんですか?」


ちょっとイラっとしたが、我慢して質問をはじめる。色々質問した結果、こんな感じ。



千歳さん

年は18歳

親はおらず、学校も通えないのでアルバイトをしていた。過去形なのは、面倒ごとに巻き込まれ今日でクビになったとのこと。

住む家もなく、知人の家を転々としていた。(絶対、お色気系のお姉さんのとこだと思う、偏見だが)


「お母様、この方私専用の護衛にしていただけませんか?」

「あら、どうして?」

「理由は二つ。一つは、去年から執事の孝人の負担が多いのと・・・」

「と?」

「私、最近犬が欲しかったのですお母様!!」


あら?玲菜お母様急にうつむいてどうなさったのかしら?小刻みに震えているようですけれど?

まぁ、笑いをこらえているんだろうね。チラッと千歳少年を見るとあっけにとられたような顔をしていたので、少々私の留飲は下がったし内心笑った。大人げないというなかれ私は短気なんだ。


「ねぇ、玲菜お母様お願い!!」

「えぇ、いいわよ」

「わーい!!有難うございます!!お母様、私ちゃんと躾けしますわ!」


笑いをこらえていた玲菜お母様にとどめをさしにいくと、顔をそむけて笑っていた。よし。

くるりと振り返って、千歳少年と目をあわせる。


悪そうな笑みを浮かべて、私は言った。

「改めて、よろしくね千歳さん。あなたの選択ははいかYESよ」

「選択肢が一つしかねえぞ」

「うふふ、首輪でもつけてあげましょうか?」

「・・・ふんっ、ワンとでも言ってやろうか、ご主人様?」

「言いたければ言ってもいいですよ?」

「・・・」



藤堂家にペットが増えた!!









千歳の名字についてはまた追々に

ホント短くてすみません(´◉◞౪◟◉)


一応、千歳は棗の身の回りとか護衛の立場ですが棗にはペット扱いされます。

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