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悪役令嬢?何それ、美味しそう  作者: 藍川 潤
10/26

キラキラは不要です

またもや2週間以上あけてしまいすみません。

これから毎週水曜日に更新上げれるよう頑張ります。( ˘•ω•˘ )



時が過ぎまして・・7歳になっている私は小学2年生です。

去年の出来事はショートカットさせて下さい。頼む。

テオがドイツに帰るとき電話番号を交換してから3日に1回のペースで電話がかかってくるし、ついでのようにドイツ語勉強しろとか言われるし・・まぁ、お父様の母国語とかは勉強したいけどさ・・・。

お祖母様やお祖父様には1度だけ新年にご挨拶して、お祖母様にはとてもいい顔でGOOD luck!!って言われたけどね。あ、入学祝いにとお小遣い貰ったけれど、額が額なだけに怖いのでほとんど貯金してる。


入学した学校は小学校から高校までのエスカレート式の私立勝常学園で、無事に入学しましたよ!!もちろん、燈子ちゃんとね!!新入生歓迎というか上級生との交流会で1人のお姉様に物凄く絡まれたり(可愛がられたともいう)しましたよー。

あ、もちろん同い年の攻略対象達も同じ学校にて発見。遠目で確認するにしました。だって、なんか団体?何人いるの?って感じで人が集まってて近くまで行く気はおきなかった。

ワタシ、カレラトカカワラナイ。イノチ、ダイジ。なかなか濃かったよ、去年は・・・


しかし!!今年はあの先輩は中学生になって、これからもあまり関わる機会はないだろう!!多分・・・。



「どうかされましたの?棗ちゃん」

「はっ、ううん!!何でもないよ!燈子ちゃん!明日は燈子ちゃんお勧めのお店に行くの楽しみだなぁ!」


と、ちょっと露骨かなぁと思ったけど燈子ちゃんは笑顔でええ、楽しみにしていますわと答えてくれた。

すると、そこで・・・


「あ、春日野さん。こんにちは、明日はどこかに行かれるのですか?」


げっ。と思ったのは許して・・だって、声をかけてきたのは攻略対象の一人である。

彼はゲームの王道キャラ〝堂本 竜樹"(どうもと たつき)。

容姿は日本人特有の黒髪黒目だけど、髪サラサラすぎる!ちょっと天パが入っている私としては畜生と思っている。目はくりくりで可愛い系だけど、これが高校生になったらって思うと・・これだから美形は・・・と思ったけど。


「えぇ、こちらの彼女と一緒に。ご紹介しましょうか?」


最後の一言は私にこそッと聞いてきた。燈子ちゃん!!ありがとう・・けれど、一応聞いてたほうがいいよねぇ・・ここで対応を間違えると逆に気にかけられたらいやだし・・。私は通行人Aでいいんだ。なにせ、堂本グループのご子息だ。藤堂グループにも迷惑をかけるのは不味いし、何より私自身ができる選択をしないのも駄目だ。


燈子ちゃんは軽く頷いた私を彼に紹介した。

「初めましてですね。僕は、堂本 竜樹です。同じ学友同士、よろしくお願いします」


うっ、キラキラをこっちに飛ばすんじゃないよ。目がチカチカするでしょうが・・・。

そんな感じでなんとか無難にやり過ごした。もう声はかけられたくないな・・


校門付近にとめられている迎えの車に乗り込みながらそう思った。





※※※


次の日、土曜日。

時刻は13時。駅の近くにて燈子ちゃんと待ち合わせである。


さきほど携帯で連絡があったのでもうすぐ着くそうだ。なんでも渋滞に引っかかってしまったらしい。

まぁ、無事に会えたら何も問題がない私は孝人と一緒に待っていたのだった。





燈子と面識があるのは母親つながりで交友があったから。

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