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恋愛ゲーム、ですよね?  作者: 雪屋なぎ
中学生 編
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ミーティング

恥ずかしい題名を読み上げ話し合い開始の言葉を告げたけど、誰も何も言わなかった。特に言いそうな天ヶ瀬司を見るが、静かにこちらを見ているだけ。掴みに失敗したかな?

「何?」

「いや、何か言う事あるかなと思って」

「質問は話が終わってするよ」

「そう、ですか」

ゲームの題名を聞いたら笑うか変な顔をすると思っていたので、肩透かしされた気分になった。

「えーっと今回はゲームのメイン攻略キャラである天ヶ瀬司くんが、なんの因果かこの場に参加することになりました。なので事情を話して元の世界に戻ってもらおうと思います」

もう一度彼を見るも、何も言わない。ここまで反応が無いなんて…自分の事なのに平然と聞けるなんて、ある意味器が大きいとでも言うべき?

「まず聞いてほしい事ですが、私は小学生の時から大人の記憶がありました。大人と言っても普通の大人で、会社の歯車の1つのOLです」

自虐っぽく話しているのだが、誰も何も言わない。うう、要も何か話してほしいな…合いの手でもいいから。一人語りは恥ずかしい。そういえば昔から発表とか苦手だった。緊張して頬が赤くなったもんだよ。後日、メールを送ります…じゃ駄目だよね。

「問題が起きたのは、10才の夏」

天ヶ瀬司の肩が少し揺れた。

「この場にいる、天ヶ瀬司との出会いです」

要も静かに聞いているのは、何故だろう。

「最初は特別何も思わなかったけれど、キーホルダーのイニシャルを見て少しずつ思い出したの」

私は要に手を差し出すと、ノートを渡された。久方ぶりに私の手に帰ってきたなと思うと、少し感慨深くなる。最初のページを開けば、幼い字の羅列に、見せられないと思った。テーブルの上に広げようとしたが、止める。後で新しいノートに清書しよう。字が汚い。

「そこでこの世界は私がプレイした事がある、恋愛シミュレーションゲームだと気が付いてしまったのよ」

さぁ、どんな反応をしてくれるか見せてもらおうか。ふふん、と天ヶ瀬司を見るも反応が薄かった。あれ?おかしい、笑うか軽蔑の眼差しを送るシーンじゃないかな、ここ。

「で?」

「え?」

「それで?」

先を要求されたので、座りなおすとノートを開いた。

「えっと、このゲームは高校三年間を掛けて恋愛を楽しむゲームです。十数人の男性との関係を構築して、卒業式に1人の人に告白をするかしてもらいます」

「で?」

ぐっ、これ以上何を求められているというの?おかしい、反応が変だぞ?天ヶ瀬司!これが天才の反応だとでも言うの?

「俺が代わるよ」

やっと要が口を開いてくれた。ありがとう、やっぱり味方は君だけだよ!!

「あのさ、さっき花音が話した恥かしい題名のゲームなんだけど」

私が考えた題名じゃないやい!製作者側に言ってくれ!恥かしさで顔が熱くなる。

「メインの攻略対象があんたなんだ」

「ああ、最初に言ってたな」

どうでもいいように彼がもう一度お茶を飲む。

「その他にも何人も攻略対象が居て、俺も存在を確認してきた」

「お前もそうなの?」

天ヶ瀬司の言葉にドキッとしてしまう。私の隠し事、それは要もその攻略対象の1人なのだ。絶対誰にも言わないけどね。

「俺は花音のサポート役らしい。ね、花音」

「う、うん。誰と仲がいいか、どうやって仲良くなればいいか教えてくれる爽やかサッカー少年なのよ」

「爽やかねぇ」

最近怪しい発明家っぽくなってるけど、それはきっと氷室ゲームの所為に違いない。本当の彼は健全なサッカー少年なんだから。

「それで、俺はお前と恋愛するの?」

「しないよ」

脊髄反射みたいに、するりと答える。

「ソッコーだな」

「そりゃそうでしょ」

こんな派手な彼氏、こちらからご遠慮させてもらいたい。

「でもゲームの登場人物の資料集めてるんだろ?そのゲームをするつもりじゃないのか?」

やはりきましたか、そういう勘違いを。恋愛ゲームだからって主人公とシンクロするようなプレイをしてませんでしたからねぇ。主人公と誰かの攻略キャラが好きになる事はたくさんあったけど、実際自分が主人公の座に座るとお気に入りキャラとの恋愛なんて出来なくなるもんですよ。どうやっても私は主人公の様になれないので、どう付き合っていいか分からない。だから無理です。

「情報を集めているけど、目的が違うから」

「目的?」

要がため息をつき、お茶に手を伸ばした。もう話す気なさそうだな…私にとって大事なことなのに。

「あのね私の目的、それはね」

「それは?」

「幸せなカップルを作る事よ」

「は?」

初めて驚く顔をされた。ここでそんな反応するなんて…なんでだ?

「それぞれの攻略対象者に対して、ライバル的存在の女の子がいるの」

「…ああ」

「その対象者達とそのライバルをカップルにするの、そして幸せそうな彼女達を見ることが私に課せられた使命と思ってる」

力強く机に乗り出して話してしまった。

「……お、おう」

私の勢いに天ヶ瀬司がついて行けず、ぽかんとする。だが、何かに気が付くと不満そうな顔になる。

「もしかして、リンを気にするのは」

「そうよ。彼女もライバル女子だった」

「俺は嫌だぞ!あいつと…あれ?…だった?」

私は要に顔を向けると、ノートを渡して説明した。

「要、今日吉岡凛と会った。彼女は星雲学園入学は出来ない、だから木谷潤の攻略は中止にするから」

「なんで?何があったの?」

そう思うよね。自分の今日使ったバッグからコンサートのパンフレットを出して彼女のページを開く。

「ここ、吉岡凛って書いてあるでしょ?プロフィールに今年から留学って」

「え、留学してんの?そりゃまたなんで」

彼女の存在を調べたのは要だから、パンフを食い入るように見つめる。やはり随時彼らの情報を調べた方がいいのかしら。実際地場くんも進学先が星雲学園ではないので、どうなるか分からない。

「吉岡凛が留学した理由。どうやら、そこのお方のせいみたいよ」

2人で天ヶ瀬司を見る。

「なんで俺の所為なんだよ」

「吉岡凛は中学生の時に木谷潤の演奏を聞いて、ブラスバンド部に入るの」

「ピアノ止めるのか?あいつが?」

「ゲームではね。でも止めなくて良かったと思う。素敵な演奏だったもの」

「そりゃかなり練習してるからな」

仲間意識が強そう、今は彼女を妹として見ているけれど、いつか恋に発展しないものだろうか…今後こうご期待って所かな。

「彼女は先に天ヶ瀬司に会って恋しているので、木谷潤に会ったとしても恋することはなさそう。だから中止って事で」

「分かった。木星カップルに関してはもう集めないね」

どこから取り出したのか、要がペンを取り出すとノートに何か書き始めた。冬休み中に清書しなおすから、一旦返してね?

「それで、俺は?」

要とノートを挟んで見ていると、天ヶ瀬司が不満そうにこちらを見ていた。

「なに?」

「だから俺には?」

歯に物が挟まったような言い方で聞かれても分からない。

「えっと、みかん食べる?」

お茶請けとして持ってきていたミカンを差し出してみた。

「違う!俺の情報は?どんな事を書いてるんだよ」

澄ました顔で聞いていたけど、気になってはいたんだ。そう思うとちょっと可笑しくなる。おっと、笑わないように誤魔化さねば。天ヶ瀬司がマル秘ノートを引っ手繰ろうとしたけど、要の反応の方が早かった。すかさずノートを背後に回す。よし、さすがサッカー少年!

「えーっと、天ヶ瀬司は外国に行くも挫折して音楽から離れて日本の高校に入ります」

「挫折だと!?」

「高校で花音と再会するも自分の現状が恥かしくて知らないフリをして我が儘三昧」

「なにぃ…」

天ヶ瀬司が立ち上がった。が、要は臆する事無く、ノートを自分なりに解釈して読み上げていく。

「花音と話していくことで現状打破、音楽に向き合い、小さなコンクールに出場、入賞出来たことに喜びこれから頑張っていくことを誓う」

「俺は挫折しても音楽から離れたりしない!」

頼むから二人とも立ち上がって牽制しあわないで、標準男子より体格がいいのだから暴れられると困る。お茶がこぼれたらカーペットが汚れちゃうよ。

「大丈夫、きっとそうならないわ。出会いが違ったから」

フォローするように私が口を挿む。

「あ?」

「ゲームでは天ヶ瀬司と出会ったけど、名前を教えてくれなかった」

「なんで?名前くらい伝えるだろ」

「だから出会いが違ったのよ。私達はああいう出会いをしないはずだった」

「は?意味が分かるように説明しろよ」

だよねぇ。ごめんね、きちんと話せてなくて。

「私が海岸で貝殻を拾っているとバイオリンの演奏が聞こえるの。音を辿って行くとそこにはあなたがいて、側でずっと演奏を聞くの」

「貝殻拾い?道路で熱中症起こしかけてたお前が?」

違うわい、ちょっと記憶の奥を覗こうとして貧血を起こしかけただけ。まぁ、そこまで詳しく説明はしないけど。

「夕方になると帰らなきゃいけないでしょ?そこで私がまた会えるかどうか聞くと、遠くに行くから会えないと言われてお別れ。あんたを見送って足元を見たらキーホルダーが落ちていた。はい、オープニング終わり」

「なんだよ、それ?」

でーすーよーね。でも現実は違う。

「現実では私は図書館の帰りだったし、たまたま海の側を通っただけだった。天ヶ瀬司の演奏も離れた場所で聞いてただけ」

「お、お前は俺の水筒の水も飲んだし、会話もした」

「うん、ちゃんと憶えているよ。ライム風味の水」

「おう」

なんだ、少し照れてる。どこに照れる要素があるのだろう。

「あ、もしかしてゲームでキーホルダーを拾ったから、あの時バイオリンを拒否したのか?」

「うんにゃ」

そこは思い出す前なので、ありえない。

「普通に考えていきなりバイオリンはないよ、しかも会ったばかりの人にだよ?小学生が高そうなバイオリンを家に持ち帰ったら、親からなんて言われるか想像してよ」

「友達に渡されたって」

このボンボンめ、そう簡単に渡されるようなものじゃないと気が付いて。

「ないない、取ってきたか拾ってきたか、最悪盗んできたんじゃないかって疑われちゃう」

「俺が渡したのに?」

「親が一緒にいて見ていたなら信じてくれるだろうね。でも私は1人だったから難しいよ」

「そう、なのか?」

自信なさそうに聞き返される。なので思いっきり頷いた。要も私を援護するように頷いてくれる。

「ごめん、悪かった」

分かってくれたのなら、いいです。やっと伝えることが出来て嬉しい。

「後ね、バイオリンってそのまま置いておくと、虫が湧いたりすることがあるって聞いたんだけど」

「余程の事がない限り無いよ。他の楽器に比べて手入れも簡単な方だし」

「それは手馴れてるからそう言えるの」

「そっか」

「だから咄嗟に手軽そうなキーホルダーで、と思っただけ。故意じゃない」

「ああ……」

「だから、そのキーホルダーを持って帰ってね」

「……」

「良かったぁ、やっと返せる。今日持って行かなかった事をすごく後悔してたんだ」

なんとなく頭を回して首を解してしまう。

「そんなに返したかったのか?」

「まぁねぇ。天ヶ瀬司が元気に世界で頑張っている保証にもなりそうでしょ?」

「もう俺は頑張っている」

「うん、そうだよね。でも私との縁が切れた方がいいと思うんだ」

笑顔で伝えるも、彼はフンと鼻を鳴らした。

「ヤダね」

「え」

そして意地が悪そうな笑みを浮かべて座る。

「そのノート見せろよ」

「なんで」

「俺も関係者なんだろ?」

「協力者じゃないから駄目」

要がそう言い張ると、ノートを脇に抱えて座る。

「なら俺も協力者になる、それでいいだろ?」

とんでもない事を言い出してきた。

「なんの協力者になろうというの?」

舞台は日本の高校なので、外国にいる彼は全く接点が無い。

「その木谷ってやつとリンをくっつければいいんだろ?」

「いや、吉岡凛がピアノから離れかねないのは避けたい」

「じゃあピアノを止めさせずに木谷と仲良くなればいい」

外国と日本じゃ遠距離どころじゃ…。

「あのね、木星…木谷潤・吉岡凛カップルは凍結。情報も削除する予定なの。余計なことはしない方がいいと思うんだけど」

「でも幸せなカップルって奴が見たいんだろ?」

「まぁね。でも…あ…」

天ヶ瀬司を見て、ふと妙案を思いつく。彼と吉岡凛をくっつける事が出来るかもしれない。協力者という立場にかこつけて、彼女の情報収集を任せればどうだろうか。デートを数回すれば、気持ちも動くかもしれない。何せ多感な高校生になるのだ、少しは変わるだろう。

「あのさ……」

「今のお前の目って、先生にそっくりだった」

「え」

突然目に付いて言われて、驚く。先生にそっくりって…巨匠の目でもしているのかな?ならば恋愛マスターの地位も近いかもしれない…なんちゃって。

「褒めてないから」

「え、違うの?」

先生と言うから喜んだのに、褒め言葉ではないってどういう事?

「お前さ、今、俺を品定めしたな?」

「ん?」

品定め…商品を見るような気持ちでって事かな?ならば確かにそうだ。キャラとして彼を見た。

「それが?」

「はぁ…」

大きくため息をつかれる。何故だ?彼の将来を考えて、みんなが幸せになれるように日々頑張っているのに。

「俺は絶対リンとはくっつかないからな」

「何故に!」

反射で聞いてしまった。いけない、秘密裏に行う予定が。

「ほらな、先生が俺らをどうプロデュースするか考えている時と同じ目をしてたからな…。木谷の代わりに俺をってバレバレだよ」

「まぁまぁ、5回でもデートすれば気持ちも変わるよ」

「ばーか」

あ、馬鹿にされた!くぅう、こいつ…。

「落ち着けって花音。俺がいるから」

要が私の肩を軽く叩く。ありがとう!頼もしい参謀のお蔭ですごく助かってるよ。

「ならさ、俺とお前が5回デートしろよ」

「なんで?」

「それで気持ちがどうなるか」

少し考えて、眉間に皺を寄せてしまう。

「気持ちを変えるって難しいね」

「今お前の気持ちがはっきり分かったよ」

「そう?分かってくれたのなら良かった」

「……後さ、キーホルダーなんて別に返そうも返さないも、既に手遅れじゃないか?」

「念の為よ、念の為」

「どうしてだよ」

えー、説明しないと駄目かな。

「天ヶ瀬司用の恋人枠がいないのよ」

「恋人枠?」

「ライバル女子の事」

「バカ、花音」

要がいきなり小さな声で罵倒してきた。何かまずった?

「どうしたの?要」

「…いや、もういい」

「?」

気を取り直して、天ヶ瀬司にお願いする。

「とりあえず、天ヶ瀬司は強制イベントが良く発生するから、別のイベントの邪魔なの。高校は外国で過ごすんでしょ?でもまさかの事態を引き起こさない為にキーホルダーは手元に無い方がいいかなって」

「邪魔ねぇ」

何かを考え、彼はにっこりと笑った。

「俺、花音の家を覚えたから、帰国する度に遊びに行くよ」

「なんで?」

「俺の恋愛対象は花音だけなんだろ?なら会いに行かなきゃな」

「は?」

ふと、彼の表情を見て、気持ちが落ち着いた。なるほど、私をからかおうとしているのか。ゲームの話も眉唾物と信じてないから言えるんだ。どうやったら、分かってくれるかな…。

「……都合は合わせられないからね」

「花音!?」

要が慌てた。なので、落ち着くように今度は私が彼の肩を叩く。

「大丈夫だって、今は暇だからそんな事を言ってるだけで、忙しくなったら忘れちゃうよ」

「俺は律儀だぞ」

「服をきちんとたたまない人が律儀だとはチャンチャラ可笑しいわ」

「もう……花音はどうしてそう闇雲に喧嘩売るかなぁ……」

「天ヶ瀬司は日本にいないんだよ?高校が舞台のゲームに彼が参入する事は難しいって」

「俺は花音のその楽観視が怖いよ」

「要ってば、気にしすぎ」

明後日には日本から旅立つ彼に祝福あれ。願わくば吉岡凛の恋が叶いますように。

「でも、ゲームの世界って分かってくれた?」

上手く説明できただろうか、ドキドキしながら訊ねるもハイハイと頭を撫でられる。なんだそれは!聞き分けが出来ない幼い子と思ってないか?

「そういうのって思春期には大事な空想なんだろ?俺も参加してやるよ」

「信じてないな?」

「よく考えてみれば、どこが物語で現実と一緒なんだ?」

「だから登場人物に該当する人が現実にいるのよ」

「はいはい」

これは、絶対信じてない…しかも私の話を空想として受け止めている。要を見るも、両手を軽く挙げて降参のポーズだ。

「あ…」

これは汚いマル秘ノートを見せるべき?でも見せても信じてくれるだろうか?いつ書いたとか分かってくれる?

「花音、ちょっといいかしら?」

扉の方からお母さんの声が聞こえた。急いで立ち上がると、ドアを開ける。すると弟を抱きかかえたお母さんが立っていた。

「どうしたの?お母さん」

「お客様だけど、ご飯を食べていく?」

「ご飯?」

つい振り返って彼を見てしまった。

「いいんですか?ご一緒しても」

「もちろんよ。たいしたものはありませんが」

「ではお言葉に甘えて、宜しくお願いします」

「じゃあぼちぼち下りてきてね」

「はい」

好青年を演じる彼をジト目で見てしまう。

「家に帰らなくていいの?」

ドアを閉めて聞けば、奇妙な顔をされた。

「この時期は誰も家にいないよ」

「クリスマスを一緒に過ごさないの?」

「どっかのパーティだろ」

「そっか。でもうちのご飯、あまり豪華じゃないからね」

「大丈夫、俺の通う学校より酷い飯は無い」

こう、薄ら暗い乾いた笑みを浮かべるけど、どんなご飯なんだろう……。

「なら花音、俺帰るけど、何かあったらすぐ呼べよ?」

「ありがとう、要」

「それじゃ早くご飯食べようぜ。俺お腹空いててさ」

……こいつ。嬉しそうに部屋を出る天ヶ瀬司を見て、要と一緒に頭を抱えた。



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