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prologue
ところどころおかしな点があるでしょうがご勘弁ください。
退屈な人生・・・
それは死よりもつらいことなのか・・・
彼の名前は、ジョン・ブラウン。 愛称はジャックで冷静かつ心の底は熱いものを秘めた男。
しかし彼はジョークで必ずこういうのだ。 「俺の名前はジョン・ブラウン。ヴィクトリア女王の使用人や、奴隷制度廃止運動家にもそんな名前の人がいる、ありきたりな名前だ。まぁそんなに立派な人間じゃないけどな。」
しかし彼は周囲の人間から見れば十分立派な人間(この世の中にそんな人間がいればの話だが)の部類に入るだろう。しかしなぜ彼は自分をそんな風に嘲笑するのか。自分の周囲からの視線に気づいていない?
ただの謙遜? どれも違う。 それは彼の過去に秘密がある。
そして彼がその胸の奥に秘めている人には決して言えない秘密も・・・
謎めいた始まり方ですが、これは作品全体の始まりです。
いわゆる1話完結シリーズっぽくしたいので主人公ジョンの名前さえ覚えてくれればいいと思います。 たぶん・・・