「ひょっこりひょうたん島」の設定を検索したら
たまたま、先ほどふと戦後の昭和の作品で「ひょっこりひょうたん島」があったなぁと思い出して検索してみたのです。
ご存じのない方もいらっしゃると思いますので簡単に説明いたしますね。
東京オリンピックと同じ時期、昭和39年(1964年)から五年間、NHKの子供向けテレビ番組として放送されていたミューカジル形式の人形劇なのです。当時の放送は白黒だったのではないかしら?
私も生まれておりませんので、再放送か何かの特集を見た記憶しかないのですが、学校の先生と子供たちがひょうたん島に遠足に行ったら火山が噴火して、ひょうたん島が漂流をし始めるという物語です。
人形劇なので、腕を操作する棒が見えていて腕や足をパタパタと上げ下げする動作や、口がカパカパと動いているのが印象的な作品です。
その人形劇の設定を検索して驚いてしまいました。
何と、漂流するひょうたん島での出来事は全て先生と子供たちの死後の世界!!
えっ?! みんな死んでしまっていたの?!
という驚きでビックリしてしまいました。
今でいう異世界でのお話というわけですね。
どうやら製作当初にはその設定はなかったようですが、どのタイミングでその設定が生まれたのでしょうね。
現実世界と辻褄が合わなくなる時には、異世界ってとても便利なので、当時もそうだったのでしょうか。
後付けにせよ、戦後の昭和作品の設定に、今流行りの異世界冒険譚が組み込まれていたことに驚いてしまい、ここに記しているというわけです。
本当は火山の噴火に巻き込まれて死んでいたなんて……ちょっと切ないですけれど、死後の世界で冒険が楽しめていたのなら、先生も子供たちも幸せだったのかもしれないなぁと思います。
昭和の作品で、実は死後を描いた作品って他にもあるのでしょうか。
もしございましたら、是非教えていただきたいです。
お読みいただきありがとうございます!
驚きのあまりエッセイに載せてしまいましたが、楽しくお読みいただけていましたら嬉しいです。