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長編に携わった訳

作者: 秋暁秋季

注意事項1

起承転結はありません。

短編詐欺に思われたら申し訳御座いません。


注意事項2

一番の理由がこれなんですよ。

小説を書くことが好きである。気紛れに設定を変えてしまうので、短編の方が好きである。

けれどもあえて長編に取り組もうと思ったからには訳がある。其れは何も構成を学びたいからだけではない。も一つ、理由がある。


「君、短編の方が向いていると思ってたんだけど」

私の知人は物を書く事を好む。ただ彼女の性格は物凄く気まぐれで飽き性。設定を気分によって変える。だから大抵は短編を上げている。

そんな彼女か珍しく、長編に取り組もうということなので、此方は当然興味を持つ。

「そうだろうね。一つは構成力を学びたいから。もう一つは分析を行いたいから」

長編において短編以上に求められるのは、構成力である。とは彼女のの弁である。それはある意味的を得ていて、伏線や設定を把握し、其れを何処で、どの程度出すかが作家の腕の見せ所である。故に其の技量を上げる為にそうするのは当たり前ではあるのだが、分析とは? 短編では出来ないものだったか。

「あぁ、ちなみに分析って、本当に私のHPを開いた人が本当に作品を読んでいるか、もしくは興味を持っているか確認する為。まぁ解説するからさ」

すると彼女はスマホを弄りながら、何かメモを取り始めた。


PV 24

ユニーク 15

エピソード 17


開いただけ 9人

何かしらのエピソードを訪れた 15人

エピソードに訪れた 17人

エピソードを訪れた人々の中で、読み返された頁 2頁


「これは……?」

「最近始めた連載の分析。まだ一つしか行ってないから、確かな事は何も言えないけど」

彼女が示したのは閲覧数の事だ。確かに見慣れた言葉ではあるのだが、この下に書いてある『エピソードを訪れた』というのが気になる。

「これを意味するのは、私の小説の目次を開いただけの人数、そして、そこから発展して何かしらの頁を開いた人数、そして頁事の人数」

「いや、其れは分かるけどさ……」

私も書いている身だし。

「此処でキモになるのが、下の方。エピソードを訪れた人数。これ、合致してないんだよ。合致していたとしたら、同じ人が一度だけその頁を訪れたということ。

つまり、一日のうちで、『私の小説を読み返してない』、『一度目を通せば其れで十分』という人。勿論、あとから見返したくて日を跨ぐこともあるかも知れないけれど、今は其れは無視。

けれどもこの数字が合致してない。寧ろエピソードを訪れた人々の方が多い。

これはつまり、一度HPを訪れた人が、別の頁を読み返した。という事だと思っているのね。つまり一日のうちで、『他に読み返すべき項目があった』または『また目を通したい』という人々がいたと言うこと。

私はこれが知りたくて連載を始めた」

考えて見れば、恐らく容易く分かる事なのだろう。けれども私はまだ、その事に気がついていなかった。そこまで考える必要がないも踏んだから。

ガチなんだ。この子。大真面目に、読者を見てるんだ。

「君も知っての通り、私は褒められたがりだからね。聞いて欲しくて、褒めて欲しくてこれを晒したんだ。さぁ存分に褒め給え!!」

その言葉に先程の畏怖は消し飛んだ。私はドヤ顔をする彼女に対して、静香にこう言った。

「よく頑張りました」

回線が死んでるの、本当にどうにかして欲しい。

何度も自分のサイト訪れるのも疲れますよ( '-' )

昔の半壊のwifi思い出すなぁ……。すぐ切れるんです。


そんな事は置いといて、私が長編を始めた理由がこれです。

果たして本当に興味を持たれているのか、分からないから。

ただ開いただけの方もいらっしゃるでしょう。何度も読み返したい方ももしかしたらいらっしゃるでしょう。

其れを知るには、短編だけでは不可能なんですよ。システム的にサイトを開いた方が、『小説を読んだ』という事になってしまうから。

だったら、短編を長編で始めれば良いじゃん? と思われるかも知れませんが、『完結ボタン』押せない事が死ぬほどストレスなので、こうしてます。

長編は長編で出そう。終わりが見える形でないと、あんまり出したくない。という理由から。


だからこれはとても嬉しい事実。

読み返したくなる程、何かしら思って下さる。という事なので。

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