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寒い冬の日
冬の何気ない日常は
君と過ごした日々は
寒い冬の日、君との時間を懐かしむ
話すことも
笑うことも
物語が続くことも
どの瞬間を切り取っても
幸せな日々だった
短い時間で
短い期間で
短い物語だったけれど
どの瞬間も心は満たされていて
今までで一番心を開けていた
否定するのだけ早いな、と
笑われるのが少し嬉しくて
話すのはやっぱり苦手だけど
それでも楽しかったから
明日も生きようって思えた
冬の何気ない日常は
君と過ごした日々は
寒い冬の日、君のことばかり思い出す