80/408
秋の寂しさに
秋の青空は
透き通るように青く澄んで
冷たい風が吹いて
彩った葉がひらひら舞い落ちる
君が好きだと言っていた
暑い夏は急に終わって
急に秋になっていった
少し寂しい気もする
秋の夜は寂しくて
君の声を思い出して
あの頃の記憶にふける
時間が巻き戻ればいいのに
君の姿を見れた日は
一日中嬉しかったんだ
ずっと口角が緩んでいて
ずっと幸せで
君の姿を見れるどころか
逢えなくなってしまったけれど
今も君に逢えたら、と
君のことをずっと想っている