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雨詩  作者: 雨宮雨霧
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桜と散る君

雨が降る

満開の桜も散ってしまうね

寂しいな

君は言う


春の雨は冷たくて

空気は段々冷えていく

濡れた桜もきれいね

君は言う


雨降る日のおさんぽ

上を見やすいようにって

ビニール傘をさす

君らしい


桜と雨が散っていく

儚いからこそ尊さがある

萼から落ちた桜を拾い

君は言う


来年もまた見れるかな

来年もまた来れるかな

見れたらいいな

君は言う


桜と散った君のこと

命は儚いからこそ尊くて

別れも告げず居なくなる

君らしい


今年も咲いた桜を見て

君の写真も一緒に

来年もまた見ようね

僕は言う

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