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雨詩  作者: 雨宮雨霧


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星の瞬き

炎につつまれた身体を海に飛び込ませて

短く吐いた息はうたかたとなって消える


君にならしぬな、と言われたかった

世界がぐるりと転がるような気分を

味わってみてもいいと思えた


ふつうと呼ばれる人のようになれるなら

こんな屈辱も侮辱も暴力も受けなかった


雨の降る道を歩いて滴り落ちていく

思い描いてきた夢が目の前に近付く

そんな高揚を噛み締めていた


生かしてくれてありがとうと心から思う

短く吐いた息に滲んだ想いはうたかたに


そして星になる


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