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雨詩  作者: 雨宮雨霧


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祈る

核心を突かれまいと言葉を濁す

そんな姿を笑って流してくれた

心地よいまでの一線を引かれた

静寂なあの広い空間を思い出す


狭い世界で生きていた私だった

狭い世界に絶望もしていた私だ

そんな世界を撫でるかのように

立場も感じさせないものだから


守れるものなら守りたいと思う

必ず守ってみせるとは言い難い

そう思えるくらいに特別だった

触れることももう叶わないのに


見上げる空が清く美しいもので

悲劇などではないものであると

信じるしかない無力な私は祈る

この星空に君も私も居ないこと

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