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消望
知らないところで消えていく
少なくとも僕はそれを望んでなどいない
もがきながら生きている君を
這ってでも生きていくその手を掴めるのなら
君にとっては一瞬の出来事で
僕にとっては一生ものの思い出となった
もがきながら生きていたって
いいことよりも悪いことのほうがどうも多く
この夜空を何処かで見上げて
その時間もいつか忘れられていくのなら
もがきながら生きているより
今終わらせてしまったほうがいいのかと思う
それでも生きていて
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