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冷たい記憶
段々と日は短くなっていく
ヒグラシの鳴く夕暮れに
震えるカーテンが部屋に舞った
泣いて過ごしていたあの日々を
断片的にふと思い出してしまう
牢獄のような場所は冷え切って
遠い海から汽笛が聞こえてくる
そんな毎日を生きていたのかと
過去の自分を責められなかった
日が短くなっていくことを
感じながらどこか寂しさと
孤独が強くなっていくのだ
自分が敵である以上
どうしようもなくて
救えるはずもなくて
ヒグラシの鳴く夕暮れに
ひとつの雫が床に落ちた
段々と日は短くなっていく
ヒグラシの鳴く夕暮れに
震えるカーテンが部屋に舞った
泣いて過ごしていたあの日々を
断片的にふと思い出してしまう
牢獄のような場所は冷え切って
遠い海から汽笛が聞こえてくる
そんな毎日を生きていたのかと
過去の自分を責められなかった
日が短くなっていくことを
感じながらどこか寂しさと
孤独が強くなっていくのだ
自分が敵である以上
どうしようもなくて
救えるはずもなくて
ヒグラシの鳴く夕暮れに
ひとつの雫が床に落ちた
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