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雨詩  作者: 雨宮雨霧


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画面の向こうに散る花をただ見つめている

便利な世の中になったようでそうでもなく

想いを飲み込むように冷えたビールを流す


あの日々は楽しかった

暗闇に差した光は美しかった

否定も肯定もしない優しさに

何度も救われ依存していった


夏の大三角も忘れては

夜空を見上げることも忘れて

暗闇に差した光も忘れていて

風に揺れる短冊も忘れていく


開けた窓の縁に立った

自らも花のように散ればいい

震えて竦んだ足の先に見える

遠いアスファルトに響く鈍さ

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