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ただひとりきり
君の名前を浮かべるたびに涙が込み上げる
理由もなく、静かに流れる時間の中を
ただひとりきり
冷え切った部屋から蒸し暑い廊下へと歩き
膜のようななんとも言えない感触を感じ
ただひとりきり
しにたいならしねばいい、なんていえない
自分に投げた言葉で傷付いていても
ただひとりきり
先の見えない路は暗闇に包まれて雨が降る
ぬかるんだ路に足を取られて転んで
ただひとりきり
君の名前を浮かべるだけで涙が頬を伝って
君の名前を呟いてもそこには居ない
ただひとりきり
君の名前を浮かべるたびに涙が込み上げる
理由もなく、静かに流れる時間の中を
ただひとりきり
冷え切った部屋から蒸し暑い廊下へと歩き
膜のようななんとも言えない感触を感じ
ただひとりきり
しにたいならしねばいい、なんていえない
自分に投げた言葉で傷付いていても
ただひとりきり
先の見えない路は暗闇に包まれて雨が降る
ぬかるんだ路に足を取られて転んで
ただひとりきり
君の名前を浮かべるだけで涙が頬を伝って
君の名前を呟いてもそこには居ない
ただひとりきり
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