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雨詩  作者: 雨宮雨霧
32/406

うろこ雲と夜空

今日の夜

うろこ雲が空を覆う

風が強いのか

雲は流れ続ける


流れる雲の隙間

満月が顔を出す

周りの雲も照らして

うさぎはもちをつく


虫の音を聞きながら

空を見上げて

輝く月に手を伸ばす

届いたらいいのに


流れる雲の隙間

星が顔を出す

きらきら光って

雲に隠れて


涼しい風が吹く

まだ熱帯夜だけど

少しずつ秋が近付く

足音は聞こえないが


一人で見上げる月は

綺麗なんだけれど

心が寂しくて

灯火も消えてしまう


月に手が届くなら

君にも手が届くなら

生きようって

思えるのに


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― 新着の感想 ―
[一言] 秋らしくなってきましたね。
2024/09/29 11:26 退会済み
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