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雨詩  作者: 雨宮雨霧
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他人のはなし

他人の話

耳に入ってくる

あの人はこんなこと

あの人はこう思っている

知らないなにかを知れる


他人に興味はないけど

知った情報は案外覚えて

行動パターンも覚えて

自分は会わないように

わざわざすれ違う


あるとき耳に入ってきた

素敵という言葉を

素敵って言えるあなたが

素敵なのではないか

そう思ったあの日


他人を知ることで

自分の身を守っている

この状況になったら

この雰囲気になったら

この人はこう言うだろう


また逢えたら

どんな話をするだろう

そんなことを考えたって

意味はないんだ

またね、素敵なあなた

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