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雨詩  作者: 雨宮雨霧
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つつみこむ

雨の日はなんだかお茶漬けを食べたくなる

理由は分からないが


窓を開けていると雨音が部屋をつつみこむ

弱まっては強まって

感情の波を感じさせる


雨音とともにやってきた風鈴の音もつつむ

どこかに吊るされて

どこかから旅をしては

静寂な部屋を賑やかにしてくれる


冷えた身体をやさしくつつんでくれていく

お茶漬けを口にして

どこか安心していって

強がった心の弱さをなでるように


雨の日はなんだかこころも冷えていくから

布団につつまれよう

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