282/417
最後は
どれだけ時間が経って
命が燃え尽きる日が来ても
きっと最後まで覚えている
きっと最後まで思い出している
きっと最後は笑って目を瞑れる
あのころは幸せだった
今が幸せでないことはない
それでも毎日思い出すのは
ふとしたとき思い出すのは
あのころの短い時間だった
どれだけ時間が経って
星になって燃える日が来て
空の上から探せる日が来て
手を振ったら気付いてくれる?
きっと気付いてくれるでしょう
あのころが幸せだった
一番幸せだったんだと思う
最期まで覚えていたんだよ
最期まで思い出していたよ
最期まで笑えてよかったよ