いつまでも

カーテンをゆらす風があまりに爽やかで

花壇に植えられたネモフィラは儚くて

手を伸ばしても届かない星のような君を

いつまでも思い出しては泣いてしまって

物事を忘れるのは容易にできる

いつまでも覚えている物事なんてほとんどない

ただ、君だけは特別になった

いつまでも覚えている、記憶に生きている

カーテンをゆらす青の向こうを

ただ呆然と突っ立って見ている

どこかで生きていることを願う

どこかで笑っていることを願う

どうか元気で

評価をするにはログインしてください。

ブックマークに追加

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

―　新着の感想　―

このエピソードに感想はまだ書かれていません。

感想を書く場合はログインしてください。

+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ