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雨詩  作者: 雨宮雨霧
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ささやき

春の風のささやきは

花を咲かせて葉を芽吹かせていく

静かな部屋のカーテンをなびかせ

青い空が広がっていることを知らせる


春の風のささやきは

どこかに吊るされた風鈴を鳴らす

静かな部屋に響く声を聞きながら

青い空には雲がかかっていってしまう


春の風のささやきは

頬を通って首筋をなぞって去って

ふと来た道を振り返っても殺風景

青い空は雨雲に飲み込まれていっては


春の風のささやきは

花を散らしていく雨を降らせる

また違う景色を見せるから、と

青い空には虹がかかって透き通ってる

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