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雨詩  作者: 雨宮雨霧
262/412

サイダーみたいにまとわりつくの

喉の奥に甘さが残り続ける

まるでメープルシロップみたいに

いつまでもベタつきが残る


いちごのあまさと爽やかな酸味と

脳が溶けてしまいそうなの

狂ってしまいそうなの、戻れない

もっとちゃんと見つめてよ


目をそらさないで、離さないでよ

夢のような世でふたりきり

堕ちていけば溺れていけばいいの

もうどこにもいけないから


サイダーみたいな泡になっていく

想いははじけて消えていく

注いだメープルシロップの海には

いつまでも沈んでいるから

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