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雨詩  作者: 雨宮雨霧
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本当の自分

泣かなくなったのはいつからだろう

弱さを、涙を見せたくなかったから

強がって涙はぐっと飲み込んでいて

人前では愛想よくして過ごしていた


泣けなくなったのはいつからだろう

泣き方を忘れてしまうなんてばかだ

そう思ってももう涙なんてでなくて

繕った外面は本当の自分ではなくて


青空を見上げることすらできなくて

ただ辛いとしか思えなくなっていて

息をするのもいやになってしまって

自分を見失って道すら閉ざしていて


もうどこにも本当の自分は居なくて

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