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雨詩  作者: 雨宮雨霧
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今日

やっと咲いたと思った梅もすぐに散り

なかなか咲かないと思った菜の花は一斉に咲き

まだ咲きそうになかった桜は蕾を開きつつある

春が来たのだと思い知る今日という日が寂しくもある


巡る季節が素敵だと思っているけれど

いつか季節は巡らなくなるのかもしれないから

今というこの瞬間に感謝をして生きていこうと

そう思っている今日という日が当たり前ではないこと


これからも何度も季節を巡って生きて

いつか花のように咲いて枯れて朽ちていきたい

今というこの瞬間はまだ何者でもない自分でも

いつか何者かになれたらいいと思っている今日である

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