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雨詩  作者: 雨宮雨霧
232/411

出会って別れて

出会いがあれば別れが来る

わかっているのに別れるのが怖い

別れなんて来てほしくない

そう思ってしまう。どうにもならないのに


出会わなければよかったと

考えたこともあった。でもそれは

間違いであったことくらい

わかっていた。出会えてよかったと思うよ


別の道を歩き続けるけれど

いつかまた道が交わるときが来て

久しぶりって言えるならば

また別れが来ても少し強くなれる気がした


出会いがあれば別れが来る

わかっているけど別れるのは嫌だ

別れなんて来なければいい

そう思っていた。どうにもならないけれど

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