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雨詩  作者: 雨宮雨霧
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思い描いた夢

思い描いた夢は消しゴムで消した

紙が破れるくらいに力を込めて消した

いつまでも子どもじみた夢なんて持っていられない

持っていたら生き抜くことさえできなくなる


思い描いた夢はビリビリに破いた

もう張り合わせられないくらいには

いつまでも子どもじみた夢なんて言っていられない

言っていたら「いい加減に現実を見ろ」そう言われるから


思い描いた夢の続きを描けるなら

どれほど心を救ってくれたのだろう

いつまでも子どもじみた夢を持っていてもいいって

思えるようになった今ではもう遅すぎたんだ

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