雨詩

ゼロに戻るね

雨が降る日はゆっくり本でも読んで

ゆっくり温かい飲み物を飲んでいたい

あなたのことを思い出して

ありがとう、ごめんね

そうつぶやいて

ゼロに戻って

雨が降る日は窓もどこも冷たいから

ゆっくり温かいお風呂に浸かりたいの

あなたのことを思い出して

湯船に顔をしずめてる

涙は見せないの

ゼロに戻った

雨が降る日はなにをしているのかな

ゆっくり、なんてあなたは知らないか

あなたのことを思い出して

屋上から飛んでみたの

今も好きだから

ゼロに戻るね