雨の降る日

雨の降るじめじめとした日

山が見えないくらいに霧がかかっている

春の初めなのに梅雨のような天気だから

あなたの好きな夏がもう来たみたいだよ

雨が降る日は家で過ごそう

家に居たらあなたに会えなくなるけれど

外に出ても会えずに帰るだけだろうから

静かに本を読み進めていようかと思った

雨の日はとても静かだから

なんだか心が冷たく寂しくなっていくの

心には屋根も傘もないから濡れるだけで

来てくれるはずがないあなたを待ってる

あなたを守れたら現在は違っていたかな

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