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あなたの居ない春が来る
あなたの居ない春が来る
冷たい空気もトゲを除いたようなやわらかい空気になった
あなたの居ない三度目の春を迎えるのが
どうしてもいやでどうしても辛いと思ってしまう
あなたの居ない春が来る
ちいさなつぼみも開いてきれいな花を咲かせていってるよ
あなたの居ない春を何度迎えていっても
どうしても慣れなくてどうしても寂しいと思うの
あなたの居ない春が来る
あの日、すれ違ったのをおぼえてる?忘れてもいいけどね
お互いひとりで歩いていたら今とは違う人生だったのかな
なんて考えても過去は変わってくれないの、分かってるよ