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雨詩  作者: 雨宮雨霧
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雪の降る日

あのときのようには降らないけれど

珍しく雪がうっすらと積もっていた

すぐに青空が雪を解かしていくのが

少し憎くなった。でも仕方がないね


あなたの居ない冬ももうすぐ終わる

あなたの居ない春が来るのもいやだ

あなたの居ない夏が来るのもいやだ

あなたの居たあの冬に戻りたいのに


あの夜に降った雪を思い出していた

あの夜につくった雪だるまも解けて

あの夜の無邪気な心も忘れていって

あの夜の冷たさを思い出せるかなと


また雪が解けても会えないのですね

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