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雨詩  作者: 雨宮雨霧
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ねぇ、

ねぇ、覚えてる?

すれ違ったあの日のことを

あなたは忘れちゃったかな

それとも覚えているのかな


ねぇ、なんでかな

菜の花の匂いが漂うあの道

通るたびにあなたを想って

会いたいが募ってしまうの


ねぇ、もう春だね

つぼみも膨らんで花が咲く

私もあなたも嫌いな虫の音

あの日、夕暮れだったっけ


ねぇ、元気ですか

あと何年あなたを想うかな

あとどれだけ生きるのかな

しぬ前にあなたに会いたい


ねぇ、ありがとう

生かしてくれてありがとう

今もこんなに生かされると

過去の私は思ってなかった

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