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雨詩  作者: 雨宮雨霧
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雪が降った。

雪が降った。街を白く染め上げていった。

君を思い出した。寒い日々を過ごした時間を。

あのときの景色を思い出した。吹雪いて雪が積もりゆく瞬間を。

君との記憶を思い出した。何故か涙がこぼれおちていった。


雪は解けた。青空の下ではすぐに解けた。

君を思い出した。寒いねと笑いあえた時間を。

あのときの景色を思い出した。青空と白くなった吐息があった。

君との記憶を思い出した。やっぱり君は青空が似合ってる。


遠い過去を凍らしたくなった。永遠に置いておきたくなった。

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