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雨詩  作者: 雨宮雨霧
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いいんだ

あなたもきっと目の前から居なくなる

あなたもきっと私の隣から居なくなる

いいんだ、分かりきっていることだし

いいんだ、寂しいなんて言わないから


出会いがあれば別れが来ることくらい

別れが来たら出会いがあることくらい

いいんだ、分かりきっていることだよ

いいんだ、行かないでなんて言わない


私がひとり消えたとしてもあなたには

私が消えただなんて気付かないだろう

いいんだ、あなたの人生の一部を私に

いいんだ、あなたと居られてよかった



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