雨詩

思えなくなった

空を見上げても綺麗だと思えなくなった

青空も夕焼けも綺麗だと思えなくなった

下を向いて生きている時間が長くなった

いつからか泣くことすらできなくなった

息を吸うことも億劫になってしまったし

生きていることがとてもいやになったし

世界から独り置いていかれた気がするし

生きていても意味ないってわかってるし

しにたいと思ってもしねなくて生きてる

しぬのが怖いと思ってしまって生きてる

なにも怖くないはず生きるよりマシだと

何度思い込んでもしねずに生きてしまう