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雨詩  作者: 雨宮雨霧
17/407

過去に置いていかれ

書き込み

過去の自分は

馬鹿みたいに

死にたがり


見返しながら

消していく

あまりにも

醜いから


あのとき居た

あの子は

生きているか

生きててね


人間は

呆気なく死ぬ

人間は

案外脆い


分かっている

はずだったよ

でもこうして

泣いているの


しにたい

きえたい

眠りたい

できぬままで


自分は今も

生きていて

君は時既に

息絶えていて


神様は不平等

越えられぬ壁

正面衝突は

もう嫌だから


傷つけて

傷ついて

君は二度と

帰らないって


桜も海も

紅葉も雪も

君の目には

映らないって

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