表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
雨詩  作者: 雨宮雨霧
124/411

冬が過ぎて

気付けば冬が過ぎて

君の好きな夏が来るんだろう

暑い夏もいいけれど

氷を蹴飛ばす君が好きなんだ


滅多に降らない雪に

興奮する僕とそうでもない君

僕は雪だるまを作り

君は雪を踏んだだけだと言う


冷たい空気の匂いで

君との思い出を思い出すんだ

あの寒さと冷たさが

一番あたたかくて幸せだった


窓を開けて空を見る

手先がかじかむくらいに寒く

吐く息も白くなって

もう隣に居ない君が恋しくて


気付けば冬が過ぎて

君の好きな夏がやってくるよ

暑い夏も好きだけど

寒いねと笑う君が好きなんだ

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ