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雨詩  作者: 雨宮雨霧
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甘い世界線

甘いお砂糖に溺れて

白い牛乳に溺れて

キラキラ光るアラザンが降るような

甘い世界線に行けるなら


甘い気持ちのままで

辛い気持ちなんてなくて

甘さだけを感じていたい

どうか夢だけでも甘い世界線に


ふわふわのマシュマロは雲のようで

地面はサクサクのクッキーで

空から降るのはお砂糖で

甘さだけを詰め込んでしまいたい


ホイップに顔を突っ込んで

顔中ベタベタになりたくて

溶けたチョコで泳ぎたい

なんなら溺れてしまいたい


甘い世界線に行けるなら

苦い思いなんてもうしない

かわいくて甘い世界に

溺れてしまえるなら

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