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雨詩  作者: 雨宮雨霧
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最後の手紙

君からの最後の手紙

開くのも読むのもなんだか怖くて

読んでしまったら本当に終わる気がして

なかなか開けずにいる


気合いを入れて手紙を開く

君が書く文字はとてもかわいいな

読み進めたくないけれど

ちゃんと読まないと怒られそうだ


君からの最後の手紙

読んだあとは思い出に浸る

今までの幸せは幻だったのかと

思うくらいには寂しくなった


暗くなった外を見て

より一層寂しくなって

君の声を思い出して

君のいい香りを思い出して


どうかお元気で

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